玄ちゃん
今回はアベ玄だよう！楽しんでいってねえ！
無自覚ぷまぁ（＾ｐ＾）
「お～い、玄ちゃん！」
「アベル君・・・それ、どうして直して下さらないのですか？」
「ん？それって？」
「ハァ・・・“玄ちゃん”ですよ。何故ちゃん付けなのですか。必要ないでしょう」
「え～？玄ちゃんの方がカワイイし」
「ハァ・・・男に可愛いも何も・・・私に可愛いなどという形容詞は合わないでしょう」
「男にって言うけどサ、キミは男子の学生服・・・学ラン？だっけ？じゃ無ければ女にしか見えないヨ？」
「女にしか・・・と言うほどでは無いでしょう」
「ん～？そんなコト無いよ～？と言うか、自分の容姿の特徴、理解してるノ？」
「一応は」
「絶対理解してないでしょ～。それじゃあボクが困っちゃうんだよネ」
「？・・・何故貴方が困るのですか？」
「決まってるじゃないか。無意識に誘うようなコトされたら身が持たないってことだヨ」
「誘う・・・？どういうことですか？」
「・・・これだから無意識は困っちゃうよ」
「？」
「例えば、体育の時の髪型。ポニーテールで、首筋と耳が目の毒だよ。それに・・・」
「それに、何ですか？」
「髪型とか無しにしても・・・その溢れ出る色気を隠せないのかイ？」
「そんなもの出してるつもりは・・・」
「ちょっとは自分のことに興味を持って欲しいよ・・・」
「それよりアベル君、私の事なんかよりこの書類と荷物、運ぶのを手伝ってはもらえませんか？」
「もちろんいいよ？」
「着いたねー」
「有難う御座います。手伝って頂いて・・・（ガチャッ）？・・・何故鍵を掛けたのですか？」
「せっかくのチャンス、逃すわけ無いでショ？」
「・・・は？」
「だーかーらー、据え膳食わねば男の恥っていう諺もあるんでしょ？ここ」
「ありますが・・・私は男で・・・」
「知ってるさ！性別さえも気にならなくするんだよ、玄ちゃんの魅力は」ドサッ
「は？・・・ちょ、何するんですか！？」
「これ、飲んで？」
「それは・・・何ですか？カプセルに入っていますが・・・・・・んぅっ」ゴクッ
「玄ちゃんにとっての麻痺薬♪」
「っ！？」
「それじゃさっそく、いただきまーす・・・♪」
アベル君はまだ本編には出てきてません。アメリカからの留学生で、ブラウンの髪にマリンブルーの目です。背は１７８ｃｍぐらい。キザ。
