賭博
よろしくお願いします!
あれから一ヶ月立つが特に仕事は無く俺はすっかりここの人達に染まっていた・・・
ぜるる「ジン!次はポーカーで勝負だ!」
ジン「負けませんよ!」
まめっち「ぜるる、貴方ポーカーで勝った事ないでしょ?」
風早先輩「あはは、2人共頑張れ~!」
ぜるる「ルールの確認をするぜ!今回は簡単なインディアンポーカーだ、ルールは簡単お互いカードの山から一枚づつカードを引き自分で見ないようにおでこに持ってくる、自分のカードの数が相手より大きいと思った時はそのままで、小さいと思った時は「降りる」と宣言してくれ」
ジン「分かった」
ぜるる「1番小さいのが1で1番強いのがジョーカーだ、最後に特別ルール降りる事は三回しか許されない・・・じゃあ始めるぜ?」
ジン「えぇ分かりました、この勝負で俺が勝ったら・・・焼肉奢って下さいよ?ここにいる皆に・・・」
俺の言葉に周囲の歓声が俺一色に染まる・・・
これでこの場の空気は俺が制した・・・
しかしぜるるさんはニヤっと余裕の笑みを浮かべると
ぜるる「勝てたらな?」
と、一言呟いた、その時のぜるるさんの目はまるで獲物を仕留める寸前のハイエナのように細く鋭く、そして狡猾な笑みだった・・・
ぜるる「宣言しようか、俺は降りない」
ゾクっ
俺はその一言に何故か恐怖を覚えた・・・
ぜるる「じゃあ始めるぜ」
お互いに一枚づつカードを引く
ぜるるさんのカードはジョーカー⁉
ここは降りるしかない・・・
ジン「お、降ります」
カードを山に戻しシャッフルする。
そしてまた一枚づつ引いた
そんな馬鹿な⁉ぜるるさんのカードは再びジョーカーだった
ジン「お、降ります」
カードをシャッフルして引く
ぜるるさんのカードはまたしてもジョーカーだった・・・
ジン「ぜるるさん・・・イカサマしてないですか?」
ぜるる「してないよ?なんならジンがシャッフルして最初にカードを引くか?だが、違う場合は俺の勝ちって事でいいよな」
ジン「いいですよ」
そう言ってカードの束を取る
シャッフルして自分が最初にカードを引く
続いてぜるるさんがカードを引いた
結果は俺がkingでぜるるさんがjokerだった・・・
ぜるる「俺の勝ちだな」
ジン「負けました・・・なんでそんなにジョーカーが引けるんですか?」
ぜるる「俺がジョーカーに好かれてるからじゃないか?まぁ今は自分の財布の事を心配しとけよ?」
ジン「ふぇ?」
ぜるる「焼肉奢ってくれるよね★」
6161団に俺の悲鳴が響き渡った・・・
・・・
ちょっと必要な伏線のために書いた話でした~