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孤独な愛

作者: 紅月雪夜

君はこの世界の毒だと言う。



君が世界の毒だというのなら、僕は喜んで侵されよう。



君は壊すことしか出来ないと言う。



君が壊すことしか出来ないなら、僕は喜んで壊されよう。



君は狂っていると言う。



君が狂っているというのなら、僕も狂っているのだろう。



君は世界の敵だと言う。



君に世界が敵意を向けるのなら、僕はそっと君を抱きしめよう。



君は孤独だと言う。



君が孤独なら、僕はそっと寄り添おう。



君が幸せになるためなら、僕は世界の敵になろう。



君が幸せなら、僕は遠くから見守ろう。





君の笑顔を見届けられたなら、僕はそっと消えていこう。



それだけで僕は、幸せだ。

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