前へ目次 次へ 28/38 羨ましい気持ち 瀬戸先輩のあんな声、、、 初めて聞いたな、、、。 私がいつも見ている瀬戸先輩とはまるで違う、、、、 彼女にだけ見せる顔、、、。 だとしたら、、、 当たり前のことだけれど、、、 私の見ている瀬戸先輩は、、、、、 ほんの、、、ほんの一部に過ぎないんだ、、、。 そう思うと、、、 不謹慎だけど、、、 あんな風な電話越しでの言い合いもまた、、、 私にとってはとても羨ましくもあり、、、 その相手が自分ではないんだと言う現実に、、、 私の胸はキュッと締め付けられるようだった。