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「日英同盟の成立」と「オーストラリア・ニュージーランド(豪州・NZ) 方面への日本進出」

■【背景】日蘭戦争後の国際環境(1680年代)

日蘭戦争(1678〜1681)で日本が勝利した結果、東アジア〜東南アジアの

海上勢力図は激変する。

◆ 日本の戦後状況

• 台湾・スラウェシに勢力を獲得

• 南海交易を島津・キリシタン勢が握る

• 上杉政権の国際的威信が増大

• 伊達家は北米への進出意欲が強化

◆ 英国の状況

• オランダを海上覇権から徐々に追い落とす段階

• 豪州・NZの開発に資金も人も不足

• アジアの新たなパートナーが必要

◆ オランダの状況

• VOCが弱体化

• インドネシアの独占体制が崩壊

• 日本と英国の共同圧力で地位低下

◆ スペインの状況

• 本国は財政難

• フィリピン・カリフォルニアが手薄

• 日本・伊達との摩擦が増大

この環境は英日協調の必然性を高める。

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■【第一段階】英日接近の始まり(1682〜1687)

● 1682:英国使節団、長崎へ

使節団は以下を提案:

1. 東アジアの貿易利権の調整

2. オランダ勢力の再拡大を阻止する協力関係

3. 豪州・NZの共同探検

● 日本側の反応

• 上杉政権:オランダの再台頭を防ぎたいので歓迎

• 島津:南海航路の安全確保に利益

• 伊達:北米進出の際、英国海軍の情報提供を得られる

• キリシタン大名:スペイン・ポルトガルよりも英国の方が扱いやすい

→ 双方にとって利害が一致。

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■【第二段階】オーストラリア探索と領土分割(1687〜1695)

● 1687:日英共同探検隊の出発

• 日本から:島津の船団とキリシタン航海士

• 英国から:航海技師、測量班、軍人

豪州北岸アーネムランドに最初の上陸

● 1688:日本人船団、ダーウィン付近に拠点確保

• 日本風の砦「南洋守備所」を建設

• 現地アボリジニと交易

農業実験サツマイモ・サトウキビの開始

● 1689:英国船南岸へ

• タスマニア周辺を測量

• シドニーポートジャクソンを発見

この時点で英日は「豪州を二分割」する方針を非公式に決定。

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■【第三段階】日英条約の締結(1696)

正式な日英同盟がここで成立する。

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■【日英同盟条約(1696)】

◆ ① 共同防衛条項

• オランダ・スペインが東洋で攻撃した場合、相互に援軍を出す

• 特に海上封鎖と港湾使用の相互承認

◆ ② 豪州・NZの領有分割

• 豪州北部〜西部:日本開発区域(島津・キリシタン入植)

• 豪州南東部〜南部:英国開発区域(後のニューサウスウェールズ)

• ニュージーランド:日本と英国の共同研究領

(当初は勢力が薄く、競争するより協力した方が得)

◆ ③ 貿易特権

• 日本は英国から大規模な航海技術供与を受ける

• 英国は日本から輸入する「銀・銅・高級絹」を独占的に扱える

◆ ④ 宗教・布教規定

• 豪州日本区域ではキリシタン布教を許可

• 英国区域では清教徒系の布教を容認

• 宗教摩擦を避けるため相互不可侵

この条約により、英日は完全な海洋同盟関係となる。

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■【第四段階】日本の豪州・NZ開拓時代(1697〜1730)

■ 豪州日本区域「南海州」の成立(1697)

• 島津が主導し、日本式行政が敷かれる

• 倭人町が複数建設

• キリシタン大名も積極的に入植

● 経済基盤

• サトウキビ

• 牛・羊の放牧

• 真珠・漁業

• 日本風の稲作も一部で試行

● 人口

1697:数百人

1710:1万人

1730:2〜3万人

ゆっくりだが安定した移民。

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■ ニュージーランド(共同研究領)の扱い

● 1700〜1720

• 主に捕鯨基地として利用

• マオリ族と交易(武器・鉄器・織物)

• 日本は農業実験、英国は羊の導入を推進

● 1725:日本人入植村が形成

• 北島に「明治村(仮称)」

• 文化混融が進む

• マオリ語に日本語外来語が多数混ざる世界へ

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■【第五段階】国際政治への影響(1700〜1750)

① オランダの完全衰退

• 日本と英国に挟まれインドネシアの支配が縮小

• VOCは破綻寸前

• 日英がインドネシア海域を実質支配する

② スペインの孤立

• 北米では伊達国家

• フィリピンでは島津

• 東南アジアでも日本の影響力拡大

• スペインは東洋で完全に劣勢

③ 日本の海洋帝国化

上杉政権の下に、以下が日本圏として連なる:

• 台湾

• 琉球

• インドネシアの一部スラウェシ

• 豪州北部

• ニュージーランド共同地区

• 北米西岸の伊達国家

“六つの日本圏” が形成される

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■ まとめ

日英同盟と豪州進出は、世界史を大きく変える分岐点となる。

• 英日はオランダを完全に圧倒

• 東洋の主導権は英日で分割

• 豪州は日本・英国で南北に分割管理

• NZは双方の影響が混ざる文化圏へ

• 日本人移民が南半球で大規模に定着する

• 上杉政権は“海洋調停者”として権威を増す

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