表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/75

■ 1940年の世界(全体像)

★ 世界ブロック構造(1940)

1. 日本連邦ブロック

• 日本本国

• 新海(北米西岸)

• インドシナ

• ニュージーランド

• 台湾・朝鮮

• オーストラリア(英日分割統治、南部は英系、北部は日系)

→ 経済的には最も安定しつつあり、世界恐慌後の回復の中心。

2. スターリングブロック(英連邦・英領北米)

• 英本国

• カナダ(実質的独立)

• オーストラリア南部

• 南アフリカ

→ 英国中心の通貨圏、保護主義は強まるが軍備再建は遅れがち。

3. フランブロック(フランス・ヌーベルフランス)

• フランス本国

• ヌーベルフランス(北米中部〜東部)

• 植民地帝国

→ スペイン内戦支援に失敗し、威信低下。国内の再軍備が優先。

4. 枢軸陣営(独・伊・露・中華)

• ドイツ

• イタリア

• 白ロシア(ヴランゲリ政権)

• 蒋介石中華

→ スペイン内戦で協力し、軍事・外交上の結束が非常に強い。

→ 欧州大陸の軍事バランスを変えつつある。

---

■ 地域別にみた1940年の世界

---

◆ ヨーロッパ

★ ドイツ:大陸の主導権を掌握しつつある

ヴェルサイユ体制に対する不満が残り、

ナチズム政権(ヒトラーもしくは類似の民族主義独裁)が成立済み。

状況の特徴:

• スペイン内戦を通じて軍事力を実戦で鍛えた

• 経済は重工業と軍需主導で回復

• 東方への領土的野心は「ロシアではなく中欧・バルカン」へ向かう

• しかし白ロシアと同盟したことで対ロ策は変化

→ ポーランド・チェコ・バルカンが圧力の対象

ドイツは大陸覇権を狙うが、白ロシアとの協調により東部が安定し、

西側(仏)と中欧に重点を置く構造になっている。

---

★ 白ロシア(ヴランゲリ政権):反共ファシズム独裁

ロシア帝国の正統を名乗る白軍政権が大戦後に成立し、

• 皇帝アレクセイは象徴

• 実権はヴランゲリ(または後継軍事指導者)

という軍事独裁体制。

特徴は:

• 反共国家として国民統制は厳格

• ドイツ・イタリアと軍事技術交換

• シベリア開発と資源輸出で経済回復

• バルト・ウクライナへの干渉を強化

スターリン・ボリシェヴィキが存在しないため、

対外政策は現実と大きく異なる方向へ向かう。

---

★ フランス・ヌーベルフランス:後退局面

フランスは1910〜20年代の疲弊から回復が遅れ、

• 再軍備が不十分

• スペイン内戦支援に失敗

• 国内の左右対立が激化

ヌーベルフランス(北米)は兵力こそ提供できるが、

英領北米スターリングブロックとの確執が緊張を生む。

---

英国スターリングブロック:守勢

世界恐慌後、

• 国内産業の競争力が低下

• 海軍力の維持がやっと

• 本土防衛優先で欧州介入は消極的

イギリスは日本連邦との経済協定を維持したいが、

日本が「欧州とは距離を置く」方針なので深い提携は困難。

---

★ スペイン:枢軸の南欧拠点

国粋派勝利後、

• ドイツが航空基地

• イタリアが海軍基地

• 白ロシアが秘密警察と治安訓練

を担当し、文字通りの「枢軸共同保護領」状態。

地中海の軍事バランスは完全に崩れ、

英仏はジブラルタル防衛に大きな不安を抱える。

---

◆ 中華世界(東アジア)

★ 蒋介石中華:統一進行と枢軸側への接近

満州は日本連邦の勢力圏であるため奪還できず、

蒋介石政権は「南方主導の国民国家」路線を強化。

特徴:

• 一党独裁(国民政府)

• 共産主義勢力はロシアが反共のため武器援助せず弱体

• 軍事改革はドイツ式・一部ロシア式

• 戦車・航空機の共同開発を独伊露と進める

これにより、中華は枢軸陣営の「アジアの柱」となる。

---

◆ 日本連邦

★ 経済は世界最強の安定性

世界恐慌の震源ながら、

ブロック経済化と中央銀行政策で早期に回復。

• 新海の工業生産が急増

• インドシナはゴム・米の供給基地

• オーストラリア北部の資源が開発

• 日本・新海で航空産業が拡大

日本連邦は経済力で英仏を凌駕しつつある。

---

★ 軍事姿勢:中立寄り

日本は欧州の対立に巻き込まれるのを避け、

「ユーラシア不介入」「太平洋重視」の原則を採用。

• 欧州のどのブロックとも軍事同盟せず

• アジアでの蒋介石の拡張を牽制

• 北米太平洋ラインの海軍力を強化

• 空母群の整備が急進展

---

◆ アメリカ大陸

★ ヌーベルフランス(北米中部~東部)

フランス文化圏の独立国家として発展。

軍は旧仏式だが工業力で英領北米を上回る可能性。

英領北米スターリングブロック

英本国から半独立。日本連邦新海と貿易が活発。

★ ラテンアメリカ

• メキシコは共和派支援で国際的地位向上

• ブラジル・アルゼンチンは独伊露と接近しつつある

---

■ 1940年の緊張ポイント

1. 中欧(ドイツ vs フランス・ヌーベルフランス)

緊張度:★★★★★

ポーランド・チェコ・バルカンを巡り、戦争の可能性。

2. 地中海(イタリア vs 英国)

緊張度:★★★★☆

スペインが枢軸側で強化され、ジブラルタルが危機に。

3. 満州・北支(蒋介石 vs 日本連邦)

緊張度:★★★★☆

蒋介石政権の軍備増強により、日本が警戒。

4. バルト・ウクライナ(白ロシア vs 英仏)

緊張度:★★★☆☆

ロシアの勢力拡大を英仏が牽制。

---

■ まとめ:1940年世界の特徴

• 大陸は枢軸(独伊露中)が強く、日本連邦は中立寄り

• 英仏はブロック分裂で弱体化

• スペインが枢軸の戦略拠点となり地中海の均衡が崩壊

• 蒋介石中華が急進的に軍備を拡張

• 日本連邦は経済・海軍で世界最強に近づく

• 戦争の危険は欧州中部とアジア北部で同時に高まる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ