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伊達・島津・キリシタン大名 vs スペインおよび鄭成功支援による日本系勢 力 vs オランダ

■ 【A】スペインとの対立:伊達・島津・キリシタン大名

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■ 1. 伊達家の北米進出とスペイン(新スペイン副王領)の対立

● 1600〜1630:蝦夷開発 → 樺太・アリューシャン → 北米西岸へ

• 家康亡命者・水軍技術者の流入で伊達水軍は強化

• 対ロシア警戒の名目で北上

• アリューシャン列島経由でアラスカ沿岸に到達

• そこから南下してカリフォルニア北部に早期に上陸

● スペイン側の反応

• カリフォルニアは「未開拓だが自国領」という認識

• 日本勢の野営地・交易所の設置は即「侵略」と見做される

• 新スペイン副王は艦隊を派遣し、衝突が散発的に起こる

● 対立の本質

伊達家は「空白地帯の先占」を狙い、

スペイン側は「宗主権の侵害」と認識。

これにより両者はいきなり武力衝突に近い状態になる。

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■ 2. 島津の南方進出とスペイン・マニラ総督府の対立

● 薩摩の行動

• 琉球征伐を史実よりも強硬に実施

• 琉球を中継点にして台湾近海へ勢力を伸ばす

• さらにルソン島北部へ商人・傭兵が出没

● スペイン側の警戒

• ルソン(特にマニラ)はスペインにとってアジア最大の拠点

• 薩摩・琉球・日本人武装商人が出現するのは悪夢に等しい

• 彼らは

• 海上傭兵

• 密貿易

• 海賊行為

に関与しやすく、スペイン側は制圧を命じる

● 衝突の要因

• スペイン側の高圧的統治

• 薩摩の野心

• 日本人商人(倭寇系)の自由行動

これらが重なり、マニラ沖でしばしば武力衝突が発生する。

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■ 3. キリシタン大名の南洋進出とスペインの宗教的対立

● 日本のキリシタン状況が史実と違う

この世界では

• 上杉政権に宗教弾圧の意図が薄い

• 大名合議制の中でキリシタン勢力が一定の政治影響力を持つ

• 日本の南方進出が強まるほど、キリシタン大名が役割を持つ

結果として

日本のキリスト教はスペイン管轄のカトリックとは異なる独自路線

を取り始める。

● スペインの危機認識

スペインは日本系キリシタンを

「ローマに従わない危険な異端」

と見なし、布教を制限するよう圧力をかける。

これが、ただでさえ貿易競争中の日本との摩擦をさらに悪化させる。

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■ 【B】鄭成功支援によるオランダとの対立

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■ 1. 鄭成功が日本勢に支援を要請する理由

• 鄭家は明の遺臣勢力としてオランダと対立

• 台湾に拠点を築きたいが、火器・艦船・補給が不足

• 日本の鉄・硝石生産は東アジアで最も安定していた

• 長崎・薩摩には鄭家と縁の深い商人が多い

結果、鄭成功は

日本(特に薩摩・長崎商人)を頼るのが合理的

となる。

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■ 2. 日本の支援が鄭成功政権を強化し、オランダと対立

● 日本が提供する支援

• 鉄砲・大砲・火薬

• 大型船(伊達の北方航海技術)

• 傭兵としての浪人・水軍

• キリシタン商人の銀と交易網

この援助が決定的な軍事優位をもたらし、

オランダは台湾ゼーランディア城を失う。

● オランダの危機感

• VOCはアジア拠点の一つを喪失

• 中国市場へのアクセスが大幅に減少

• 日本勢が台湾海峡を掌握し始める

• 西太平洋貿易の主要ルートが「日本=鄭成功連合」へ

オランダは日本を「最重要敵性勢力」として扱い始める。

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■ 3. 台湾と中国沿岸で日蘭の海上衝突が頻発

1670〜1680年代、以下のような事件が起こる:

年代 出来事

1671 オランダ艦隊が台湾奪還を試み、日本・鄭連合と交戦

1673 中国沿岸で日本商船団がVOC私掠船に襲われる

1675 日本側が報復し、バタヴィアのオランダ拠点が防備強化

1680 台湾周辺海域が完全に日本系勢力の制海権となる

これにより

日本 vs オランダの対立は恒常化する。

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AスペインBオランダの対立が同時進行する結果

● 日本勢力の側から見た世界

日本系勢力は全方位で欧州勢力と対立する異例の展開となる:

• 北方:伊達 vs スペイン(カリフォルニア)

• 南方:島津・キリシタン vs スペイン(フィリピン)

• 台湾:鄭成功+日本 vs オランダ

● 欧州側の視点

• スペイン:日本が太平洋に食い込むのを阻止したい

• オランダ:台湾・香料貿易の主導権を守りたい

結果、

スペインとオランダが対日本で協力する

という、史実ではあり得ない構造すら成立しうる。

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■ 対立が激化した後の世界の可能性

あなたの世界では、17〜18世紀の日本勢は…

• 統一はされていない

• だが外向きには急激に膨張している

• そのため欧州側は「日本包囲網」を検討せざるを得ない

そしてこれが後の

• 日英同盟の萌芽(共通の敵=スペイン・オランダ)

• 太平洋の海洋帝国としての日英並立

• 伊達北米国家の成長

• 薩摩の南洋国家化

• キリシタン日本人国家の形成

へとつながる非常に面白い展開となります。

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