■ 日露戦争・後半戦(1905年初頭〜1906)
1. 旅順要塞の陥落(1905年1月〜2月)
前半戦末期に203高地に相当する観測点を連邦軍が奪取し、旅順港内艦隊が
砲撃で壊滅状態となったため、旅順守備軍の士気は限界に達する。
● 連邦軍の総攻撃
• 指揮:上杉中央軍司令部
• 先鋒:島津歩兵団(夜襲・近接戦)
• 援護:小西フィリピン砲兵団(山砲・長距離観測)
• 支援:大友工兵団(塹壕・補給線構築)
2月中旬、旅順総督ステッセルに相当する指揮官が降伏を決断。
● 陥落後の影響
• 日本連邦海軍は旅順港を拠点化し、ウラジオストク方面の封鎖強化へ
。
• ロシア軍の満州戦線は補給をさらに失い、後退が加速。
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2. 奉天会戦(1905年3月〜4月)
史実での最大規模の陸戦に相当するが、この世界では日本連邦の戦力がより
多様で規模も大きい。
● 連邦軍の戦力構成
• 上杉中央軍:正規陸軍の主力、砲兵・工兵が充実
• 島津軍:突撃・白兵戦に強い九州系
• 小西軍:フィリピン出身狙撃兵と機動力の高い山岳部隊
• 朝鮮義勇兵:地理に明るく、偵察・後方擾乱で活躍
• 清朝義勇兵:反露の一部が連邦側に協力
● 戦況
1. 中央軍が正面から押し上げ、防衛線を固定
2. 島津が右翼から包囲、進撃速度が非常に早い
3. 小西軍が山地からロシア軍後方の通信線を切断
4. ロシア軍は広正面で崩れ、満州全域から撤退が始まる
● 決定的要因
• ロシア軍の補給不足が致命的となる
• シベリア鉄道が1本しかないため、撤退戦になると渋滞して崩壊
• 連邦軍は朝鮮・山東からの複数補給線で攻勢維持
奉天会戦の勝利により、満州戦線の主導権は完全に連邦側へ
。
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3. ウラジオストク攻防戦(1905年5月〜7月)
旅順を失ったロシアはウラジオストクを「最後の太平洋基地」として死守す
る方針を取る。
● 海上封鎖
• 北方海軍(伊達家系新海軍の一部が派遣)が津軽海峡を封鎖
• 大友艦隊が日本海側から包囲
• 小西艦隊が南側を警戒
ロシア艦隊は港外に出られず、食糧・燃料も欠乏。
● 陸上戦
上杉中央軍が南から、伊達系の北方開拓軍団が東から攻め込み、ウラジオを
二重包囲。
7月中旬、連邦軍が市外南端を制圧しロシア守備軍が降伏。
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4. インド洋での決戦:アンダマン海海戦(1905年8月〜10月)
この世界での日本海海戦(史実)に相当するクライマックスは、アンダマン
海で起こる。
■ 背景
史実ではバルチック艦隊が日本海に回航されたが、この世界では
• ロシア艦隊は地中海からスエズ→インド洋→マラッカを通るしかない
• だが南洋はすでに日本連邦の勢力圏
• 途中補給が極端に困難
それでもロシアは「太平洋奪還」を狙って艦隊を派遣。
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■ 第一段階:インド洋での補給戦
大友インドネシア艦隊が沿岸基地を利用してロシア艦隊を追跡・妨害。燃料
を使わせ続け、決戦前からロシア艦隊は疲弊。
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■ 第二段階:アンダマン海海戦(主戦)
● 日本連邦側
• 総司令:大友家系の南洋艦隊長官
• 戦力:戦艦8、巡洋艦12、駆逐艦多数、小型高速艇群
• 支援:島津沖縄方面艦隊、フィリピン分艦隊
● ロシア側
• 欧州式戦艦多数だが、航海疲労と石炭不足
• 士気低下
● 戦闘展開
1. 小西艦隊の高速巡洋艦隊がロシアの側面を襲撃
2. 連邦主力戦艦隊が縦隊で接近
3. 島津艦隊が「斜行戦法」で砲撃優位を確保
4. 大友艦隊の魚雷艇群が夜間攻撃で大損害を与える
結果、ロシア艦隊は壊滅し、生き残りはほぼ降伏または拿捕。
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5. ロシア国内の崩壊と革命危機(1905年10月〜)
海軍壊滅と満州喪失がロシアに衝撃を与え、以下の事態が発生:
• モスクワ・ペテルブルクで大規模ストライキ
• 兵士の叛乱
• シベリアで鉄道労働者が暴動
• ポーランド・フィンランドで独立運動
ニコライ2世は譲歩を強いられ、立憲改革に近い姿勢を示すものの効果薄。
ロシア皇帝政府は「戦争続行不能」と判断し、講和を打診。
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6. 講和会議(1906年初頭)
史実のポーツマス条約に相当するが、会議地は**シンガポール(日本連邦
領)**で開催される。
● 日本連邦が獲得した成果
• 満州南部の完全占領と鉄道利権
• 旅順・大連の租借権永久化
• ウラジオストクの非軍事化
• サハリン南部の割譲(続いて開発が進む)
• 朝鮮(保護領)の地位国際承認
• ロシアは東アジア・東南アジアでの権益を全面放棄
● 清朝の反応
• 清はロシアの勢力が後退したことを歓迎
• しかし日本連邦の影響力増大に戸惑い、国内改革を急ぐ
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■ 戦後の世界秩序の変化(簡潔)
• 日本連邦は東アジア最大の海軍大国となる
• ロシアは国内革命の危機が続く
• 欧州列強は「連邦帝国の台頭」に警戒
• ヌーベルフランス帝国は北米で立場強化
• 英領北米は自立志向を強め、カナダ型自治へと向かう




