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野良猫の人生  作者: ほなみ
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好きな朝

好きなように生きています。


好きな時に起きます。


起きる時間は決まってません。



たくさんのいろんな朝を迎えます。


コーヒーのいい匂いで起きたり、


ソーセージの焼ける音で目が冷めたりもします。


中でも最近のお気に入りはコーヒーを淹れるのが趣味のお家で朝を迎えることです。


コーヒー豆を挽く音、お湯をいれる音、鼻歌に、香りのすべてが丁寧で美しいです。


コーヒーは苦くて飲めないけど、部屋にいっぱいの香ばしい香りの中で目が覚めるのはとても気分が良いことです。



なかなか起きないので無理やり起こされたりもします。


次に好きなのが、朝ご飯をたくさんつくるお家で迎える朝です。


まだ太陽が完全に上に居ないのに、


眠たい目をこすって、キッチンに向かいます。


しばらくすると、木のまな板で野菜を切っている音が部屋のはじっこに小さくきこえます。


とってもリズムが心地よくて、


その音をきいているだけでまた眠くなる日もあれば、


なんだかとってもワクワクする日もあります。


太陽が一番上に来た時、お味噌汁のいい匂いも寝ている部屋におこしに来ます。


机の上には朝とは思えない量のごはんが大行列をなして胃袋に入るのをまっているみたいです。


でも、何もない朝も好きです。


太陽が一番上に来て、


すごく明るくなった頃、


のそのそと起きるのも好きです。


同じタイミングで起きて、


水道水をたくさん飲んで、


ソファーで完全に目が覚めるまでボケっとしている時間も好きです


起きたばっかりなのに疲れた顔でタバコを吸っている、


その横顔も好きです。


白い煙が部屋の上にあがっていって、


うすくなって、


消えていくところを見ているのも好きです。


いろんな朝があってどれも好きです。



朝は仕事にいったり、お休みだったりそれぞれです。


部屋を一緒に出て、次の好きにいってきます。

いろんな朝が、人ぞれぞれにあって素晴らしい!というのを表現したかったです。(できているでしょうか・・・?)


「猫」目線の場合、コーヒーなんて飲んだら死ぬし、食べ物も何が食べて良くて、だめなのかわからないので、

できるだけ食べている描写も避けねば・・・と思いかきました。


本当はもっといろんな朝を書きたかったけど・・・長くなるのでまた別で書きます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 私もこんなふうに生きてみたい
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