好きな時に寝る
好きなように生きています。
寝る時は好きな場所で寝ます。
一人で寝る日もあれば、好きな人と寝る日もあります。
好きな人はたくさん居ます。
たくさんの好きな人のところへ好きな順番で会いに行って好きなだけ一緒にいます。
腕の中で寝る日もあります。
腕の中に入れてもらって、頭を撫でられながら寝る日もあります。
腕の中にいれてあげる日もあります。
いつものお礼に撫でてあげる日もあります。
先に寝ちゃう日もあります。
悲しくもないのに、
さみしくもないのに、
明日のよていもないのに、
全然眠れない日もあります。
夜の12時を過ぎて寝る日もあれば朝の4時に寝る日もあります。
そんな日は、寝顔をずっとみています。
寝息をずっときいています。
どうしても寝れない夜は寝ない日もあります。
そんな日は諦めてベットからこっそり抜け出してベランダで月をみます。
ずっと月をみてると、
行ったことないのに、帰りたいきもちになります。
触ったこともないのに手の中に収まるような気がします。
月が太陽と交代して見える頃、
背筋をのばして、
大きなあくびをして、
部屋に戻ります。
こっそりベットに戻ったり、戻らなかったり、
次の好きをしにいったり。
この作品は「猫」目線でも「人」目線でも楽しめるように書いています。
できるだけ「私」とか人物を特定するようになしないで書こうとおもっています。
ただ「猫」として一緒に寝るのか、「人」として寝るのか・・・。
想像にお任せします。