第19話ー③
「で、どうゆうことかな?」
「あー、いや。説明責任は果たしたよ?」
どうゆうわけか知らないが俺は今生徒会室で水に詰められている。
いやまぁ、この発端はわかってる。クリスマスの時のやつだ。実は水と天に関しては連絡先を知らない。だからまぁ、今更の話になった訳で。
あっ、ちなみにメンバーは俺と水以外だと、天と美桜菜だ。美桜菜はまぁ、関係者ではないけど、1番話出来そうな人だし、ね?
そんでもって、現状はと言うと、概要は話した。天も補足とかをしてくれた。それでも許されないらしい。
愛されてるなぁ〜、とか一瞬思ったが自身の現状がそれどころでは無い。
壁ドン的な感じで詰められてるから、ドキドキしたりするところなんだが……違う意味でドキドキしとるわ………
「はぁ、まぁ。いいよ。天のことは信じてるから。」
「俺は?」
「まぁ、ほんのり?1割弱か以下?」
「うへぇ〜………」
ま、まぁ出会って1ヶ月ちょっと。喋った、関わっただけだと、1ヶ月もいかない。それで信頼、信じられてても……って感じもするし。
でも今は、信頼が欲しかった………気もする。
「で、でも。ね?とりあえず、この件は何も無かった。ただ会っただけ。ね?解決。」
「ふぅー、まぁこれ以上詰めても、かなぁ……」
「そもそもお主は何をそんなに問題視しとるんじゃ?確かにまぁ、怒るかな?とは思うたが。ここまでとは思わんかったぞ。」
「ははは、ごめんね。つい……気をつけるよ。」
「ははっ、まぁよいよい。お主の愛は感じたぞ。」
「うん………」
ふぅ〜、あっぶねぇ……これで一旦解決、か?
そうと信じたい。非常にこの状況は居心地も悪いし、なによりめんどくさい。
あと、美桜菜がなぁ。フォロー要因で呼んではずなのになぁ………
まぁ、フォローはしてくれてるけども。どっちかと言うと楽しんでんだよなぁ。
今だって黙ってるし。
「うふふ。だって、ねぇ?くふふ。こんな面白いことないわよ。うふふ。」
「楽しんでなぁ……こんな大爆笑してるの見た事ないぞ?」
「うふふ、あー。面白い。そうね。かなりレアよ。」
そう言いながら、涙を擦る。ほんとにこんな笑ってんの初めて見たよ。
ていうかほんとに何が面白いのかね?こっちはそれどころじゃなかったのに。
「あー、月輝君?」
「はい?」
「連絡先交換しよっか。今後のためにも。」
「あー、うん。いいよ。なんか怖いけど。」
このタイミングで切り出されるとなぁ。と言っても、むしろその意味がメイン感を醸し出されてるけど。
それなら私も、と天とも交換することにした。
「まぁ、なんじゃ。この話はとりあえずしまいにしようか。」
「そうだな。これ以上絞られても何も出ないし。……というか、話してなかったんだな。俺と会ったこと。」
「えっ、あぁ……うむ。」
てっきり話したもんだとばかり思ってたのにな。
というか、そう言えば多分とか言ってた気がする。だめだったじゃん。
「そう言えば、天ちゃんはなんで黙ってたのかなぁ〜?」
あっ、ヘイトが天に向いた。
さーて、今のうちに帰るかぁ〜。天には悪いけど今のうちだからな。
バッグを持って生徒会室を出ていくことにする。美桜菜にも促す。
「あ、待ってくれるかな?まぁ、忙しいならいいけど。」
「いやまぁ、暇ですけど。」
「じゃあ、もちっと僕に付き合って。ね?」
「あ、はーい。」
駄目でした。むしろなんで気づいたんだよ。
というか俺らいる?いやまぁ、俺は関係者だけども。
しょうがない。付き合ってやるかぁ。
「で、わしには何かあるのかや?」
「いや、なんで黙ってたのかなぁ〜って。」
「いや、聞かれなかったからのぅ。それに取り立てて話すような事でも無いと思うたのじゃ。」
「うーん、まぁそれはそうだけども。僕もそこまで束縛したくはないしさ。」
「まぁ、わしはこれぐらいじゃ困らんよ。愛いやつだなぁ、と思うぐらいじゃ。」
「ほんとに寛大だよね。そうゆうとこも好き。」
「うむ。わしも好いておるぞ。」
俺らは何を見せられてるんだ………
ほんとに帰っていいんじゃないかって思い始めたんだけど。
まぁ、なんだかんだ2人は仲が良いってことだろうけど。
「まぁ、うん。この話終わりにしよっか。なんか僕も馬鹿らしくなっちゃった。それに僕の心配しすぎだってわかったし。」
「まぁ、わかってくれたならそれでいいよ。」
「うむ。まぁ、これはわしも悪いとこがあったとゆうことでの。」
「えぇ、えぇ。めでたしめでたしね。」
あー、やっと終わったぁ。ほんとに。こんなことになるとは思わなかったよぉ。
でもほんとにこれで終わりか。さーて、帰っかぁ。
「ごめんね。僕のこんなのに付き合わせて。」
「まぁ、もういいよ。」
「うむ。帰るかのぅ。」
俺らはやっと解放されて帰ることができた。




