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僕らの青春は苦悩から  作者: 好音 コルヴォ
高校2年二学期
73/83

第18話ー④

「お、この雫の形のネックレスなど可愛いんじゃないかの?」


 その後、アクセサリーショップに移動した俺と天は、その後もいろいろなも物を見ていた。

 そこで天が見つけたのが、水色の雫型の着いたアクセサリーだった。

 かなりオシャレでいいんじゃないかと思う。水にも合うんじゃないか?名前に引っ張られてる感は否めないが。この印象は。

 それはともかくとして物としてはいいんじゃないか?そう思いながらちらっと値段を見た。4800円?え、5000円近くいくのか………


「そ、そんなにさらっと選んでるけど、値段………」

「ん?あぁ、やぶ蛇じゃよ?値段は。それにわしはこれぐらい気にせんよ。」

「あぁ、そういえばどっちかと言うと富裕層の人だったな。天は。」

「元、のぅ。今はあんまりじゃよ。」


 そんな話をしつつ、レジに向かい、空が会計を済ませる。

 これでどっちも買い物が終わったな。


「そういえばお主は何時までに行かなきゃ行けないんじゃ?」

「お昼頃には向かうかな?シフト的には一応1時からだけど。」

「なんだかんだで1時間で済んだしの。お昼まで遊んで行かんかの?」

「まぁいいけど。」


 まぁ、12時までならいいか。

 そう思いお誘いに乗ることにした。

 と言っても適当に2人でぶらぶらするだけではあるんだが、とりあえず色んなところを回ることにする。


「で、どこ行くかの?」

「どこ行くよ?」

「うーむ……」


 悩みながらとりあえず歩くことにする。

 少し行くと、ゲームセンターがあり、何となくでそこに入る。


「おーおー、音が凄いのぉ。」

「そりゃあなぁ。あんまり経験ないかこうゆう所。」

「うむ。まるでないな。」


 まぁ、なんかそんな気はするわな。

 美桜菜とかも行ったことないらしいし、そうゆうもんなんだろう。

 まぁ、俺も小さい頃はよく行ってたけど最近はほとんど無いし。


「ほうほう。色んなものがあるのぉ。お、これは水が言っていた作品のキャラじゃないかの?」


 そう言いながら、クレーンゲームの景品のぬいぐるみを見ている。


「やっぱりあんまりこうゆうのは詳しくは無いのか?」

「まぁのぉう。こういうと変かもしれんが、流行りとかは学校で耳にする程度の知識しかないからのぅ。」

「そうなんだ。」

「うむ。水にはいつも教えて貰っておるよ。」


 そんな話をしながら、ゲームセンター内を回る。

 やっぱりぬいぐるみ系が多いよなぁ。あ、お菓子の大きいのも。案外こうゆうのって取れそうで取れないんだよなぁ。


「こうゆうのってむずかしいのかの?わしはようわからんが。ほれ、あれなど取れそうでないか?」


 そう言って指さしたのは、穴に近くパッと見落ちそうなぬいぐるみだった。あれは最近よくテレビで話題になってるって紹介されてるやつだな。

 でも、どうなんだろうな。こうゆうのは……


「アームの力が弱いのかもしれないな。それにアームを引っ掛けるのも難しそうだし。タグに引っ掛けるんだったか。」

「ふむ……なるほどのう。商売じゃな。よく考えられておる。この取れそうに見える、というところがミソかの。」

「ははっ、だろうね。」


 そうゆう風に考えるってのが天らしいな。

 元、つってもそこら辺の教育はしっかりされてるんだろうなぁ。


「なにかついでに水に取っていってやろうかのぉ。」

「いいんじゃないか?それも。」


 ということで、ゲームセンターの中を細かく見ていく。

 途中、天が悩んでいたりもしたが、違うのぅ、と言ったりして決めかねていた。


「ピンとくるものはないか。」

「無いのぅ……というか、わしはあまり水のことは知らんのじゃな、と思い知らされてるわい。」

「そっ……か。」


 ここで話すのもうるさいので、近くのフードコートに移動し、椅子に座る。

 ま、そんな重い話でもないらしいんだが。というか、俺がそもそも2人について知ってることなんてほとんど無いしな。出会って1ヶ月も経ってないか。学校でもたまたますれ違った時に……程度だし。


「水は、わしを尊重してくれておる。大切にされておると感じることが出来る。だからじゃな。もう1年も付き合っておるが、基本はわしに合わせてくれておる。ありがたいが……こうゆう時に悩んでしまうのじゃよ。」

「うーん、まぁよく知らない俺からは何も本当は言えないんだが………じゃあ今度は天から近寄ってかないと、じゃない?」

「そうじゃのう……」


 天は、そう言いながら、コートの袖を見る。

 そしてプレゼントとして買ったネックレスの入った箱を見つめる。


「まぁ、そうじゃの。うむ、ありがとうの。」

「いやいや、感謝されることじゃあないよ。」


 その後、色々と見て周り、解散となった。

 俺が買ったプレゼントは、何とかこっそりと置くことに成功し、翌日、日花光が喜ぶ姿を見ることができた。

















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