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僕らの青春は苦悩から  作者: 好音 コルヴォ
高校2年二学期
67/83

第17話ー②

「うわぁ〜美味しそう。」


 どら焼きはテイクアウトができたので、テイクアウトして歩きながら食べることにした。

 どら焼きはシンプルな、ザ、といった感じのやつで普通に美味しそうだ。出来たてだし。

 

「んん〜美味しい。当たり〜。」

「うん。これは美味しい。」

 

 と、提案者の悠華と地味に楽しみにしてた音露がそれぞれ舌鼓を打っている。

 うん、確かにこれは美味しい。

 どら焼きはそこまで大きくないので、直ぐに食べ終えてしまった。


「どら焼き美味しかったぁ。」

「です、ね。」


 どら焼き屋を食べた俺らは、京都駅に向かう。

 と言っても割と時間早いかなぁ。どうしようか。


「まぁ、駅でだべってればいいだろ。」

「だよね。」

「それしかないわね。」


        ◇ ◇ ◇


 駅に着くと案の定誰もおらず、駅付近で雑談と昼にすることにした。

 と言っても、まだ昼にも早いんだよなぁ。


「私たち動くの早すぎたわね。」

「早めの行動心がけすぎたな。」

「ふふ、それはそうね。」


 というわけで何をする訳でもなく、そこら辺に座って、雑談をする。


「ふぁーふ。まもなく帰るのかぁ。」

「あっという間だったわね。」

「そうだな。やっと帰れる。」

「ふふ、そんなこと言っちゃ駄目よ。」


 そんなことを俺が冗談で言ったりする。

 でもまぁ実際楽しかったは楽しかったけど疲れたんだよな。知らない場所でってことだろうけど。

 ま、思い出にはなったかな。


「そういえば、皆お土産用意ばっちり?」

「バッチリ、です。お家と、おばあちゃん家、だけ、です、し。」

「僕も大丈夫〜。経杜のも買ったし〜。」

「私も。」

「俺も。そうゆう悠華は?」

「問題無し。」


 まぁ、所々で買ってたのはお互いなんとなく見てたし知ってるけど。

 スマホで時間を見ると11時になっていたので、適当にお昼にすることにする。


「うーん、じゃあ、ここ?」

「蕎麦、ですか?いいんじゃ、ないです、か?」

「皆は?」

「いいよ〜。」

「いいわよ。」

「お、美味しそう。いいよ。」


 満場一致で俺らは蕎麦屋に行くことにした。

 そこは駅からも近く古くからやっていそうな佇まいをしていた。

 店の中もこういうとなんかあれだが、古い見た目だった。


「いいね〜老舗って感じ。」

「うんうん。メニューもシンプルだしね。」


 確かに。うん、よくわかんない洒落たメニューよりもこっちの方が選びやすくて好きかな?

 それぞれメニューを選び終え、注文する。


「なんかこのまったりした感じで皆で回るの楽しかったねぇ。」

「だね。僕も思った。今度は普通に皆で旅行するか?」

「ふふ、それも楽しそうではあるわね。」

「同感、です。」

「気が向いたらな。」


 そんな感じの雑談をしてると、蕎麦がきた。

 ちなみに俺はざるにした。美味そうだ。


「ん〜美味しい。」

「シンプルだけど、それがいい、ってやつだね。」


 蕎麦に舌鼓を打ちながら談笑をしていると、割と時間は割とすぐ過ぎた。

 会計をして店を出て、駅に戻る。


「いやー、美味しかったねぇ。」

「そうだなぁ。」

「まだ時間余ってるわね。」

「ま、いいんじゃない?」


 最後までなんだかんだ時間を余らして動いてたなぁ。

 皆で旅行、ね。それなら行先から何まで行きたい所にできるし、時間足りないぐらいで楽しめそうではあるかな。

 ……………まぁ、この付き合いが卒業も続くかは分からないけど。


「あ、ぼちぼち人集まってる〜。」

「ほんとだ!じゃあちょうどいいね。」


 ちょうどいいか?まぁ、別にいいけど。でもまぁ、誰か居た方が安心はするか。


「お、おーお主たち。昨日ぶりじゃの。」

「ん?あぁ、君たちか。天はよく見つけるなぁ。」

「え?あぁ、天ちゃんか。」


 あぁ、ほんとによく気付いたな。生徒会組も着くの早かったか。


「君たちも随分早いじゃないか。」

「でしょ?なんだったら僕たちは昼飯食べるために1回ここ離れてるから誰よりも早く来てるんだよ。」

「はは、それドヤ顔で言うこと?」


 何故か俺らの方が早く来たことを水に音露が自慢してる。

 微妙に違うけど、似てる気がする2人だなとは思ったが案外仲良くなったな。

 それは相方の天も思ったらしく、


「水がここまで誰かと仲良くしてるのも珍しいのう。余程ウマが合うということかしらのう。」

「そうなのか?」

「うむ、元々あまり人と仲良く接する奴ではなかったがわしと付き合ってからはますます人と仲良くしなくなったからのう。というかそもそも人と関わらなくなったしの。」

「おおう。そうか。」


 なるほど、ね。だとしたらよっぽど気が合うってことか。

 まあ、この2人はどちらかと言うと話のペース?テンション?が合ってる感じかな。


「と、まもなく時間ね。先生も来たし。」


 俺らはそんな会話をしながら、待っていると先生が来て、程なくして集合した。そして、俺らは帰路に着いた。

















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