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僕らの青春は苦悩から  作者: 好音 コルヴォ
高校2年二学期
64/83

第16話ー③

 お昼を食べ終え、次の目的地の法観寺、というか八坂通へと向かうために動き出した。

 バスに乗り、目的地へと向かう。


「疲れたぁ。」

「また言ってるよ。」

「だってぇあんなきついと思わなかったんだもん。」

「それだけは同意する。」


 昼食を食べてる時も、みんなぐったりしてたからなぁ。

 まぁ、俺も結構疲れたがな。


「皆、情けないわねぇ。」

「美桜菜が頑丈すぎるだけだよ。」

「体力が無いとやっていけないのよ。なんてね。」


 そうおどけた調子で美桜菜が言った。

 まぁ実際問題体力も無いと働けないとは思うけど。

 そんなことを話していると、バスが目的地に到着した。

 そこから少し歩き、目的地に到着した。

 歴史情緒溢れる街並みを見ながら、のんびりと歩く。


「おおー、テレビとかで見たとこだぁ。」

「綺麗、です、ね。」

「ほぉ、あれが法観寺かぁ。」


 皆がそれぞれの感想を口にする。


「ねぇねぇ、どっかで休憩しない?」

「結局?」

「結局。」

「んじゃあどっか探すかぁ。」


 少し歩いた辺りでそのような提案を悠華が

 皆も別にそれでいいとなったので、何処か手頃なお店を探しながら街を歩く。

 そこからもう少し歩くと、ちょうど良さそうなお茶屋さん、というか和カフェ?があったのでそこに入ることにした。

 中に入ると、奥の座敷部屋に通された。そこでメニューを見て、とりあえず飲み物を注文する。


「だはぁ〜疲れたぁ。」

「ずっと言ってるわねぇ。」

「僕ら基本的にこんな動かないもんなぁ。」

「アクティブ、とは、無縁寄り、です、から、ね。」

「まぁ、な。」


 基本的に、どっか遊びに行くことも少ないし、夏休みの時だってショッピングモールに買い物行ったぐらい?かな。だからな。

 そんなことを言ってると、空優の頼んだ緑茶と、悠華と音露の頼んだ抹茶ラテが運ばれてきた。

 というか結構和風な感じのお店なんだけど、抹茶ラテとかあるんだ、って思ったよね。


「んん〜美味しぃ。」

「な!美味し。」

「というか、悠華はさておき音露がそうゆうの飲むの意外だなぁ、って思うんだけど………」

「まぁ、あんまり飲まないけど、たまには、ね?修学旅行テンション?」

「あーね。」


 まぁ、言いたいことも分からなくはないんだが。こう、テンション上がって。ね?

 そんなことを言ってると、俺と美桜菜の頼んだ抹茶とお茶菓子の栗羊羹が運ばれて来た。

 抹茶はちゃんとした茶碗に入っており、しっかりとしたものだ。栗羊羹も二つに切り分けられており、、綺麗に盛り付けられている。

 運ばれてきた、抹茶を美桜菜がとても綺麗な所作で持って口に運ぶ。こうゆうの見ると、お嬢様って感じがするなぁ。

 そんなことを思いながら俺も、それっぽく茶碗を回してから、口に運ぶ。美味しぃ。


「はぁ、お茶の作法とか私全然分からないなぁ。月輝君も作法わかるんだね?」

「なんとなくよ?1回聞いたことはあるし、興味本位でやったことあるぐらいで。」

「私が、無理やり彼氏アピールさせるために連れ回してた時の話ね。」


 つっても、そんな使うこともないし、うろ覚えもうろ覚えだからなぁ。


「僕も、うろ覚えだったらできるよ。」

「私、も。うろ覚え、ですけど。」

「えっ、何?わかんないの私だけ?何処で知るの?」

「僕はぁ、放課後子供会?公民館でやるやつ。」

「同じく。」


 あー、何回か行ったことあるなぁ。つまんなくてやめたけど。小学校低学年辺りを対象に平日の放課後に行われるやつだな。毎日違うのをやる。お菓子作りとか。


「私、そうゆうの興味無かったからなぁ。」

「俺だって数回だよ。つまんなかった。」

「僕は結構色々やってたかな。楽しかった。」

「私はぁ、無縁だったわねぇ。叔父上のとこに入り浸ってたし。」

「私も、比較的、言って、ました、ね。」


 なんかこうゆう過去?の話をするのって俺らだと結構珍しい気がする。

 俺らはその時の状況で雑談する時が多い。終わりに感想話したりとかな。

 そんな感じのことを言って見ると、


「確かに、です、ね。でも、話すような、ことも…………」


 それもそうだよなぁ。俺も話せるようなことなんてないよ。くだらない話、ってのと話せないって話しかない。

 まぁ、別に興味もないしな。


「あ、じゃあさ、月輝君と美桜菜ちゃんが付き合ってた時の話とか興味あるかも。」


 そう、純粋に気になるといった顔で悠華が聞いてくる。

 それに対して、俺と美桜菜は顔を見合わせて、何話す?という顔をする。


「言いたくないなら………」

「ん?あぁ、違うわ。話せるようなことぉ……って感じになっただけよ。」

「んじゃあ、あれだ。何をリクエストする?」

「リクエスト………じゃあ、付き合った時の話。」


 序章辺りかぁ。言い方が変だけど、

 あれはまぁ、話せるかな?別に嫌な話でも無いし。


「でも、面白くはないよ?」

「でも気になるじゃん。」

「僕も気になるかな?あれ一部始終見てたけど、あの時は全然他人だったからね。舞台裏知りたい。」

「舞台裏って………」

「じゃあ、話す?」

「話すか。」


 少し選んで話さないと、分かりづらいし無駄に長くなるから、俺らは話すところを考えながら話し始めた。

















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