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僕らの青春は苦悩から  作者: 好音 コルヴォ
高校2年一学期
15/83

第4話―②

来週11日は、私の誕生日なので、投稿します。というわけで、誕生日投稿というものを致します。今年は、妄想の中で前から考えてた事を新作として投稿します。来年からは、短編・最新話etc……を出します。

 眠さとか、そうゆう事ではなく頭がボーッとする。なんでこんな風になってるのかの理由は大方想像がつく。

 とりあえず、とのそのそとベッドから体をだす。そして、下に降りる。

 現時刻は、4時45分。諸々朝の支度をしなくてはいけないので、いつもこの時間だが、今日は一段と辛い。だが、そうも言ってられないのでまずはっと、お湯を沸かす。

 体温を測るのは終わってからでいいか。

そう考え朝の支度を進めた。体感だが、朝の支度の速度はいつもよりも遅くなっている気がした。

 6時頃になると、日花光は自主的に起きてくる。両親が、海外赴任と決まった時から努力した結果だ。


「日花光、おはよう。」

「おはよう、お兄ちゃん。……顔赤いけど、大丈夫?」

「あー………多分、風邪。朝飯食べたら、熱測るよ。」

「無理しないでね?」

「了解。」


 俺は、そう言うとおどけて笑った。

 日花光が手伝ってくれたために、朝飯も早くに並べることができたので、ちょっと早めに食べることにした。

 食べ終えて、洗い物を終えてソファに座る。


「はい、体温計。」

「あ、ありがとう。」


 棚の引き出しから、わざわざ体温計を持ってきてくれた。ふと、時計を見ると、7時も近い。支度させないと。


「そろそろ、7時だぞ。登校班に遅れるといけないだろ。準備しな。」

「はーい。」


 そう言って、日花光は2階の自室へと向かった。

 俺は、脇に体温計を挟み、音が鳴るまで待つ。

 この待ってる時間は少し不思議な気分になる。熱が、あるのだけはわかるがどれくらいあるのかは分からない。それが、少しだけ怖いというか緊張するというか。たったの数十秒だけなのに、何故か長く感じるのが、妙にむずむずする原因だろうか。

 そうこうしてるうちに、ピピピと音が鳴る。

 その音を聞いて、脇に挟んでいた体温計をとる。


「38.1。なかなか、やばかったな。てか、学校に欠席の連絡しなくては。」


 俺は、体温計をケースに入れ机に置く。そして、ソファから立ち上がり扉近くの固定電話で、電話をかけた。


「はい、38.1℃あるので休みます。はい、はい、ありがとうございます。はい。失礼します。」


 ふぅー、さすがに学校に電話するのはやっぱり緊張するな。

 電話を終えてゆっくりするためソファに座り少しゆっくりしていたら、日花光が下から降りてきた。


「あ、お兄ちゃん。どうだった?」

「38.1。」

「高いね。本当に大丈夫?」

「大丈夫だから、安心して。それよりも、支度終わったのか?」

「うん。」


 なら良かった。まぁ、心配はしてないけど。


「歯磨いた?顔洗った?」

「もちろん、大丈夫。」

「そっか、そろそろいい時間だし行ったら?」

「あ、そうだね。」


 俺は、玄関まで見送ることにした。


「じゃあ、行ってくるね。風邪治してよね。」

「おう。行ってらっしゃい。」


 俺は、リビングに戻ってソファに座り、スマホを開いた。あいつらに、休むとメッセージを送らねば。

 そう思い、6月の頭辺りに唐突に悠華が作ったグループに休むといった旨を送った。


「………寝るか……………」



         ◇ ◇ ◇


「無駄にキザな事をするからよ。」


 私は、一周まわって呆れた気持ちになっていた。

 今は、朝のホームルーム前の時間。いつものメンバーで、話をしていた。悠華が、風邪の原因に心当たりがあるとかで、昨日のことを話してくれたのだ。


「去年も、2、3回休んでたよな。風邪で。」

「なんて言ったらいいのかな。簡単に言うと、寒さに弱いのよ。雨とかのそうゆう寒さに。」

「じゃあ、やっぱあの時は一緒に行った方が良かったのかな?」

「まぁ、初見なら仕方ないんじゃない?私も、初めての時はそうだったし。あの時は、月輝君の傘だったけどね。別れる時に傘渡してくれたの。で、次の日風邪ひいて。その後、問いただしたら、さっき言ったことを言ってたの。次から、無理矢理にでもついて行けばいいから。」

「了解。ありがと。」


 ふふ……懐かしい。あの時は、まだ付き合う前だっけ。正確に言えば付き合うちょっと前だけど。

 あの後、雨の日はどっちかの傘を借りる時は、無理矢理ついて行くようになったし。今思い出しても面白い。

 それはそうと、はぁ………手持ちどのくらい持ってたっけ。


「全員、お見舞い行くでしょ?流石に、自宅皆にバレるぐらい大丈夫でしょ。」

「行ってみたい、です。」

「楽しみだね。」

「遊びに行くわけじゃないけどな。莉未も誘うか?」

「あー、彼女は確か今日はバイトのシフト入ってるらしいよ。」

「なんで、知ってるの!?」

「仲良くなりました。」


 私はそう言って、軽く右手でVサインをした。

 彼女とは、妙に意気投合したんだよね。本当に可愛いんだよね。

でも、お見舞い行きたいかしら?お昼ぐらいにでも聞きに行こうかしら。


「月輝君、大丈夫かしら?」

「やっぱり、心配、ですか?」

「まぁ、ね。無理して、家事して倒れてないか、心配よ。」

「その時は、どうするの?」

「私が、やるだけよ。慣れたものよ?たまに、忙しい時とか、ヘルプで呼ばれてるし。」

「まじか。じゃあ、僕も手伝うよ。軽くならできるし。」

「「えっ、音露君家事できるの!?」」

「できるよ!」


 へぇー、以外。でも、助かるかな。

 後に、聞くと空優は料理が全くもってできないらしく、悠華は出来なくはないが失敗も多く、成功した時も一般的に言えば微妙なものらしい。

 私は、料理が好きだから得意だけど。音露君もたまにするらしい。

 とにかく、お見舞いに全員で行くことが決定した。

















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