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分岐恋愛  作者: 妄想マン
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1-3

(自分の今の状態についての整理はした。理解は出来ないが。それを踏まえて自分はどうしたい?せっかくこの時期に来たんだ、自分から別れを切り出さなければどうなっていたのか知りたいな。)



そう結論が出たところで彰の人生が一つのたらればを生んだ。

もしあの時元カノと別れなければ、自分が結婚相手だったのだろうか。

その答えは是非あなたたちの目でご覧ください。




彰はその日の夜、元カノに連絡をした。

【ねぇ。今さ友だちが悩んでてさ。

恋人に別れを切り出されたんだけどどうしよ

うって。まだ好きらしい。】


そう。良くある友だちの話なんだけど=自分の話というよくあるやつである。

これで元カノがどんな考え方なのか探ろうというものだ。


【えー。別れを切り出すってことは、もう相手に

は気持ちがないってことでしょ?私なら好きだ

ったとしてもわかったって言っちゃうな。】


【別れたくない気持ちとかは伝えずってこと?

好きなのに?】


【うん。だって重いやつだって思われたくもない

し、仮にそれで別れなかったとしてもいつか

終わっちゃう気がするもん。】


(そうだったよ。思い出した。彼女のこと。自分の気持ちはとことん我慢して口には出せないタイプだった。それに自分よりも相手の気持ちを優先する優しい人だったんだ。だから彼女が人前で愚痴をこぼすこと事態が信頼の表れなんだ。)


【そういう考え方もあるかー。ありがと。一つの

案として伝えておくよ。最後は自分で決めろよ

って。笑】


【うん。そうして。あっそうだ今週の週末仕事が

早く終わりそうなんだけど少しでも会えたりす

る?】


【あー。週末は居酒屋のバイトで遅くまで入って

るから難しいかもしれないな。何かあった?】


【ううん。何もないよ。どうかなって思っただけ

だから気にしないで。】


【わかった。ごめんな。今度どっかで時間作るか

ら。】


(あー。そうだこんな感じだ。会おうとしても上手く噛み合わないこの感じ。これがずっと続いていたんだよな。よし!!このままじゃ昔通りになっちゃう。デートの企画でも考えてみるか。)

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