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☆第6話[神童誕生]

神託を終え屋敷に戻ったレオは使用人達との話もほどほどに、屋敷の主である父親の元へと向かうのであった。

……

身なりのいい男性:

「レオ〜!!!」

ハッグッッ!ギューーッ!

レオ:

『ち、父上、く、苦しいです』

身なりのいい男性:

「ん??あ、あぁ、すまない!ついな!」


この急に僕を抱きしめて来た深紅の髪の強そうな男性

この人こそウェストミンスター家の領主で父親の

{ドラコ・ディ・エイボン・ウェストミンスター}


辺境伯だけあって、知性だけでなく腕っ節もかなりの強さで勇猛だが、少し子煩悩過ぎるところがあると思う

ドラコ:

「それで、レオ、神託はどうだった?」

レオ:

『はい!無事に神託を受けることができました♪』

ドラコ:

「そうかそうか!レオは小さい時から勉学にも励んでいたから魔術も武術も上達が速いかもしれんな!」

レオ:

『兄上や姉上達に少しでも近づける様になりたいです!』

ドラコ:

「そうだな!まぁ、レオは三男だから強く賢くなるに越したことはないからな!」

レオ:

『はい!それで父上、魔術や武術はどの様に学べばいいでしょうか?』

ドラコ:

「そうだなー。後継者となる長男や長女は王都の貴族学校で武術・魔術や帝王学を本格的に学ぶのだが…」

オルクス:

「それでは私がご教授させていただきますよ!」

レオ:

『オルクスさん!』

ドラコ:

「そうか!そうか!オルクスが教鞭をとるなら問題ないな!」

オルクス:

「ご兄弟と3人で切磋琢磨なさればいい刺激になりましょうぞ」

レオ:

『ありがとうございます!』

ドラコ:

「では、オルクス任せるぞ!」

オルクス:

「かしこまりました」

レオ:

『では、父上そろそろ自室に戻ります!』

ドラコ:

「そうか?もう行くのか?」

レオ:

『お仕事を邪魔するわけにはいきませんし』

ドラコ:

「仕事なんて後回しに……」

オルクス:

「旦那様、処理待ちの書類の山を見てみぬふりは難しいかと」

ドラコ:

「くっ…そうだな…では、仕事を続けるとしよう」

レオ:

『それでは父上、失礼します』

ドラコ:

「うむ!夕飯の時にでもまた詳しい話をしようか」

レオ:

『はい!』


……



ふぅ、僕は自室に戻って一息をついていた

そろそろステータスの確認をしておこうかな

レオ:

『ステータス オープン』

…フワッ

目の前にステータスが現れた

レオ:

『えっと、なになに??』

神々の加護に神々の守護者

神々のお茶友達

武術適正S

魔術適正S

運勢S

……

ゴシゴシ…

じーっ…

神様達やりすぎじゃないかな??

夕飯の時になんて言おうかな…

レオ:(心の声)

(『まぁ、いっか!!』)

とりあえず、僕は考えるのをやめた

しばらく自室で休んでいると

.......

.....

...

コンコンコン


パーマ髪の男の子:

「レオーいるかな?」

ウェーブがかったミディアムヘアの女の子:

「レオくん」

レオ:

『はい!どうぞ!』

パーマ髪の男の子:

「やぁ!おかえりレオ」

ウェーブがかったミディアムヘアの女の子:

「おかえりレオくん」

レオ:

『ただいまです!ピスケス兄様アリエス姉様』


今様色のパーマ髪をした男の子が僕の兄様の1人

{ピスケス・ディ・エイボン・ウェストミンスター}

中紅花のウェーブがかったミディアムな髪型をしているのが姉様の1人

{アリエス・ディ・エイボン・ウェストミンスター}


ピスケス:

「父上から聞いたよ!オルクスさんとの授業にレオも参加するらしいね!」

レオ:

『はい!よろしくお願いします』

アリエス:

「レオくんとお勉強楽しみだね♪」

ピスケス:

「僕は兄上と違って武術が苦手だからお手柔らかに頼むよ」

レオ:

『ピスケス兄様は計算が得意ですし、どちらかといえば参謀向きですもんね』

ピスケス:

「レオはホント難しい事も知ってるよね」

アリエス:

「わたしも戦ったりするのは苦手なの」

レオ:

『アリエス姉様はその分治癒魔法が得意なので凄いです!』

アリエス:

「えへへ♪そうかなー♪」

ピスケス:

「そうだね!僕らは一人一人、父上から得意な事を存分に伸ばす様に言われているからずっと一緒の授業とはいかないけどよろしくね!」

レオ:

『はい!』

アリエス:

「ピスケスお兄様、レオくん疲れてるだろうし、またあとでお話ししに来ませんか?」

ピスケス:

「おっと、そうだね!」

レオ:

『いえ、そんな』

ピスケス:

「じゃあ、アリエス行こうか!」

アリエス:

「はい!お兄様」


「「また、あとでねー」」

そう言って2人は部屋を出て行った…


ふぁぁぁ…

レオ:

『そういえば今日は朝が早かったんだったなー』

いくら記憶が戻ったとはいえ、身体は5歳なので、僕は睡魔にまけて夕飯まで眠ることにした…

……

神様:

【これからが楽しみじゃな】【そうですね♪】【ほっほっほ】【これからこの世界にどんな風に影響してくのか】【きっといい子だから大丈夫ですよ♪】【なんにせよ日々をしっかりと楽しく生きてくれたらそれでよい】


…遠くでそんな声を聞きながら僕は眠っていった



ステータス

_________________________________________

名前:レオ・ディ・エイボン・ウェストミンスター

種族:人族

年齢:5歳

身分:辺境伯 三男

称号:神々のお茶友達

加護:神々の加護 神々の守護者

魔法:火魔法 水魔法 風魔法 土魔法 雷魔法 光魔法 闇魔法 聖魔法 無魔法 時空魔法 治癒魔法 創造魔法 特殊魔法 隠蔽魔法

格闘:武術 剣術 槍術 弓術 体術 柔術

スキル:金運 豪運 健康 料理 家事

スキル:信仰心 星々の記憶 魔力操作 魔力感知 高速回復 状態異常

スキル:ストレージ アイテムボックス メモリーサーチ

HP:100000

MP:100000

職業:未定

武術適正:S

魔術適正:S

回避率:A

耐久値:A

攻撃値:A

成長率:A

取得率:A

運勢率:S


_________________________________________

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