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天使じゃあ

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「ねえ、お兄ちゃん、どうして美月のメール返してくれなくなったの?パパかママになんか言われたの?というか、どうしてお兄ちゃんこの大学にいるの?いつこっちに戻ってきたの?どうして美月には何も言ってくれなかったの?」


興奮気味に質問責めにされた宗旦狐は、「どうどう」と美月ちゃんを落ち着かせる。


「最近忙しくて、なかなか時間が取れなかったんだよ。ごめんね。ーーなるみさん、この子が佐々木先生のお嬢さんの美月ちゃんです」


と、美月ちゃんはあたしの方を見て、にこりと笑った。


うへえ、渡辺先輩とはまた違った可愛さがある。

天使じゃ。


「いつもパパがお世話になってます」


なんて礼儀正しい子だろう。


「いえ、こちらこそ。月川なるみといいます。今年からここのスタッフやってます」


「あ、じゃあ、夏花さんと同じだ!これからよく遊びにくると思うので、よろしくお願いしますね!」


あ、渡辺先輩と顔見知りなんだ。

それにしても、


……天使じゃあ。

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