表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/416

誰それ

88


「資料室の資料の紹介をして頂きたいんです」


えー、めんど。

てゆうか、今あんまり宗旦狐と二人きりになりたくない。


別に、意識してるとかそういうことじゃない。

断じてないけど、ほら、なんか気まずいじゃん?


「今、お昼休み中なんで」


「お昼休み中なんだから、月川さん困らせないの。資料なら自分の目で確認しなさい」


大旦那……!

やっぱり大旦那は乙女心がよおわかっとる!



宗旦狐、「困ったなあ」とか言って頭をかく。

それから、いいことを思いついたかのようにこんなこと言った。


「先生、美月ちゃんはお元気ですか?」


そう言われた途端、大旦那の顔色が変わる。


美月?

誰それ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ