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ごめんなさい、でも愛してるのはあなただけよ信じて

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あたしだって、彼氏とやらに全く興味がないわけじゃない。

いつか素敵な人が現れて、この灰色だらけの世界から連れ出してくれるのではないかと思わないこともない。


でも、その素敵な人の像が全然浮かばない。

むしろ、あたしが人間の異性から好かれることが想像もできない。

だから、興味があるのかもしれない。



月川なるみ:お疲れ様です。

少々先輩にお願いがあるのですが……


渡辺夏花:おつかれー( ^ω^ )

どうしたの??


月川なるみ:合コンのセッティング、お願いできませんか?

幼馴染が、行きたがってて……


渡辺夏花:おー、いいよー!友達に聞いてみる!

もちろん、なるみちゃんも参加だよね?



あたし、旦那(抱き枕)抱きしめながら先輩のお返事見て激しく動揺。


いや……でも、そうか。

普通に考えて、お願いしてるのに不参加とか失礼か。

……いやしかし!行きたくない!!


だって、ねえ?これ、浮気だよね??

あたしには大事な愛する旦那(抱き枕)がいる。

なのに合コンなんて行けるわけがないじゃない!



月川なるみ:あたしはちょっと……


渡辺夏花:い く よ ね ?



ぐふうっ!!

あたしは旦那(抱き枕)に顔を埋めて謝罪した。

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