表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/416

ご飯ご飯

42


「なるみさんが忘れても、俺が忘れません」


……なんでこの人、真顔で同じようなこと二回言った?


「まあ、確かにあれはなかなか忘れられないでしょうけど」


あたしがこの人だったら、助けてくれた人に心の底から謝罪して、自己嫌悪に陥ってから即座に記憶から抹消するけど。


そんで、助けてくれた人の顔も全部忘れるの。

精神の安定のため。


……この人に恥とか自尊心はないのかな。


「会って二日でこんなこと言うのもあれですけど、北条先生にお酒のペース合わせたら、命が何個あっても足りませんよ」


「なるみさん……俺のこと心配してくれてるんですか」


心配っていうか、死なれたらあたしの目覚めが悪くなるから忠告してやってるだけなんだけどね。


まあ、いいや。

ご飯ご飯。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ