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幼馴染

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お風呂に入って、愛しの旦那(抱き枕)と感動の再会を果たしてから端末でSNSを開く。

0時ちょうどになったら、幼馴染にお誕生日おめでとうメッセージでも送ろうと思った。


幼馴染の花村七海とは小学四年からの付き合いだけど、こんなことしたことなかった。

いつもあたしが花村の誕生日を忘れて、向こうから「祝え」と言われて祝うのが恒例。


去年まで同じマンションに住んでて、花村はあたしの一つ上の階だった。

その更に上には唯一の男友だちである吉田悠介が住んでた。

小学生の頃は、周りの大人から馬鹿トリオとか言われてた仲だった。


あたしはあのマンションが好きだったし、周りの環境も好きだったんだけど、あたしの前の父親がバカだったせいで急遽引っ越しが決まった。

現在は今の父親が買ってくれた一軒家に住んでるんだけど、やっぱりまだあのマンションでの環境が少しだけ恋しい。


今年に限って花村に自分から連絡しようと思ったのは、そんなことがあったからなのかもしれなかった。

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