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宗旦狐が茶道部の顧問だって

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「それで、なんの話でしたっけ」


めんどくさいから話題変える。


「今度の文化祭の話です。今まで顧問不在だった茶道部の顧問を佐々木先生に頼まれてしまったんで、文化祭に催される茶話会に出席するんですけど……」


その話を聞いた途端、ばっちり柳原先生と目が合う。


宗旦狐が茶道部の顧問だって。


多分、お互いそう思ってた。

柳原先生とにやっと笑い合う。


「おじちゃんとなるみさん、なんでにやにやしてるの?」


と、美月ちゃんに突っ込まれる。


「なんでもない。それで?」


「その手伝いをなるみさんにもお願いしたいんです」


えー、めんどー。


文化祭に催される茶話会は、オープンスクールの時に資料室で行われるような会と似たようなもんで、その場所が茶道室に変わったくらいなものだった。


つまり、未来の新入生の不安を少しでも減らすため、お茶とお菓子を飲み食いして楽しく先輩たちとお話ししようというような会だ。

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