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巧さん、一体何者なんだ

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数分後、宗旦狐があたしに声をかけてきた。


「なるみさん、お水買ってきました」


「……ありがとうございます」


情けねえ。

でも、喉乾いてたからありがたく頂戴する。


「さっきよりはまともな顔色になってきたね。死人みたいな顔色してたから、めっちゃびびった」


死人って……大旦那、例えが不謹慎や……。


まあ、確かにさっきよりは楽になった。


「それで、ちょっと確認したいことがあるんだけど」


「はい」


「月川さんが毎週、一緒に帰ってるおじさん、あれ誰なの?」


……。


「なんか巧から、月川さんがその人にお金みたいなもの渡してるって聞いたんだけど、それ本当なの?」


巧さん、探偵の素質あると思う。

あたし、いつどこで巧さんに見られたのか、まったくわからない。


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