表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
159/416

やることがあるって素晴らしい

159


あたし、宗旦狐と美月ちゃんが和気藹々と冊子作ってる中、学生からちらほらと届いてるレジュメを裏表A3サイズで学生一人につき百部印刷。


がしゃこんがしゃこん、印刷室を独占してひたすら一人で印刷した。


帰る頃には、冊子は見事できあがってて、それを帰り際に各三年から一年のゼミを受け持ってる先生方のポストに入れる。


「お疲れ様でしたー。手伝ってくれて、ありがとうございます」


久しぶりに仕事らしい仕事をした気がする。

あたしは、手伝ってくれた宗旦狐と美月ちゃんに素直に礼を言った。


これ、今まで一人で渡辺先輩やってたとか、信じられん。


「なるみさん、また駅まで送りますよ」


ああ、宗旦狐なら言うと思った。


「美月も送って!」


「いいけど、佐々木先生はいいの?」


「あんなおじさん、ほっといて大丈夫だよ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ