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文房具は凶器になりえるからね

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「えーっと、じゃあ、あたし音楽爆音で聴いてるから、終わったら呼んでくれる?」


宗旦狐だって、あたしに聞かれたくないこととかあるかもしれないし、第一あたしがそれを聞きたくない。


これ以上、巻き込まれたくないってのが本音。


なのに、宗旦狐はあたしの気遣いを無下にした。


「なるみさんも、聞いててください」


嘘だろおい。

嫌なんだけど。

マジで嫌なんだけど。

ここで突然の修羅場とか、ほんと勘弁して欲しいんですけど。


あたし、咄嗟に凶器になり得る文房具を全てディスクの中にしまった。



宗旦狐は、美月ちゃんと目線を合わせるため、少し屈んでこう言った。


「俺は、美月ちゃんのことを凄く大切に思ってる」

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