表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
145/416

ほら!

145


「なるみさんは、俺に嫌いだとは一言も言わないじゃないですか」


……あ?

さっき言ったけど?


「さっき、なるみさんは“好きじゃない”と言ったんです」


「同じじゃないですか」


「違いますよ。なるみさん、俺に向かって嫌いだと言えますか?」


……い、言えるし。

朝倉先生なんか嫌いだって、はっきり言えばいいんでしょ?


二人で食事したときおごってもらったけど、本当は迷惑だったし、大河原から助けてももらったけど、もう二度と余計なことしないでほしいって。


そう言えば、もうほっといてくれんでしょ?



……ほら言え、なるみ。

口開けて、いつもみたいに攻撃すればいい。

攻撃こそ最大の防御だろうが。


ほら!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ