表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
132/416

なんつー再会の仕方だろう

132


大学の最寄り駅に着いた頃には、午後十時近くなってた。


あたしは駅構内のビジネスホテルで一室借りて、コンビニに買い出しに出かける。


なんか、めっちゃ楽しい。

家出中なのに、めっちゃ楽しい。


楽しいついでに飲んじゃうかー!


ってことで、缶チューハイに手を伸ばす。


と、すぐ隣の棚から発泡酒を取っていく中年男と目が合った。


「……なるみか?」


「……パパ!?」


その人は、数日前、宗旦狐の車の中で見かけた中年男ーーあたしの実の父親だった。


なんつー再会の仕方だろう。

いやでも、これが、実に数十年ぶりの再会だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ