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あれ?

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よし、討伐完了。


「あのさ、美月ちゃん。大事なのって、今とか未来なんじゃないの?過去がどうだったとか、こうだったとか引きずってたって別にいーけどさ、それを今と未来にどう活かすかでしょ。ーーまあ、これはあたしの考えだから、押し付けたりしないけど」


美月ちゃん、大きい目を更に大きく見開いてあたしのこと見つめる。

そんな顔で見つめられると困っちゃう。


「あたし、正直美月ちゃんのこと羨ましいと思うよ。親が離婚したあとも、パパとこうやって気兼ねなく話せる関係が築けてるんだもん。パパはパパで、いつも楽しそうに美月ちゃんのこと学生さんに話してるし。そういう関係って、素敵だと思う」


「なるみさんは、違うんですか」


「もう十年以上会ってないかなあ。三つ年下の妹に関しては、今の父親とのほうが長く暮らしてるかも」


「会いたくならないんですか」


「今が幸せだから、今のところ会いたいとは思わないかな」


「絶対、会ったほうがいいですよ!!」


……あれ?

なんか、立場逆転してる?


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