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あの人は……

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大学の最寄り駅の方を通って、平塚に向かう。

土日でも今日はそんなに混んでなかった。

一時間もしないで到着できそう。


見慣れた街並みを眺める。

ここを曲がれば大学だ。

今日は土曜だから、知り合いは誰もいないかな。



そんなこと考えてたとき。

よれよれの背広姿の中年男が目に入った。


あたしは、その人のことをよく知ってた。


中年男は古いオフィスビルに入って行った。

そのオフィスビルには、男が働いてた会社の営業所が入ってた。


「どうかしましたか?」


宗旦狐が不思議そうに問いかけてきた。

あたしは、いつの間にか身を乗り出してその男のことを見てた。


「いえ。なんでもないです」



見間違いじゃない。


あの人は……。

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