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51話目

打ち切りが決まった漫画のキャラクター達がどうにか物語を延命させようとするお話し

「しまった。私ともあろうものがこんなミスをするとは。」

自称ヒロインがその場に崩れ落ちる。

「いまだに人気取りの王道、温泉回をやっていないとは。」

なんだ、またいつもの病気か。

「はいはい、わかったわかった。一段落ついたら温泉行こうな。だから今はさっさと前に進もうぜ。」

申し訳ないけれど付き合っていられないので軽く流そうとするが…、

「馬鹿者。なんだその態度は。さてはお前、事の重大性をわかってないな。」

やっぱり無理だった。

「温泉回だぞ、温泉回。私とルカがキャハハウフフしたり、お前とアレフがキャハハウフフしたりして読者の心をがっちりつかむ温泉回だぞ。」

俺らはキャハハウフフしないよ?

「しかも今回は裏技を使う。原稿の提出を遅らせて乳首描写有りで雑誌に載せる。なーに、少年誌で乳首描写が駄目だと言っても単なる編集長判断だ。法律で決まっているわけじゃ無し、1時間止めたら何千万の損失が出るという輪転機を乳首修正で何時間も止めん。これで人気も鰻のぼりだ。」

あぁ、やっぱりうちのヒロインはゲスい。

「そうと決まればゆっくり行くぞ。ゆっくりだ。」

お前がそうしたいってだけで何一つ決まっていないのだが、それ以上に気になることが一つ。

「打ち切りぎりぎりの漫画でそんな危険なことをやって平気なのか?」

「何をちんたら歩いているんだ。さっさと進むぞ。」

辺りが暗くなってくる。どうも今週はここまでのようだ。それにしてもヒロインの設定がひどすぎる。たぶんこのヒロインを好きになることは無いぞ。

良いのかそれ?

花粉症が辛い

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