夢
この世界は鬼に喰われた世界、ある日突然この世界に鬼が現れた。鬼の生態、生息地、どこから来たのか一切不明一つわかることは鬼はなんでも喰らう、人も建物も植物も全て、しかし我々人類はなにもしてなかった訳ではない人類は多大な犠牲を払って鬼一体を仕留めることに成功、その結果鬼を殺すには鬼の素材を使った「鬼具」を用いると良いことが判明した。
その「鬼具」を託された者達、人はそれを「鬼祓い師」と呼んだ。これはその鬼祓い師達の話。
ーーー俺は息を呑んだ。
それはあまりにも目の前に広がる光景があまりにも非現実だからだ。
炎に包まれた家々、巨大な足跡、所々が赤く染まった地面、おそらく人の血だろう。
そんな光景をただただ呆然と見つめるしかなかった。
そんな中頭に微かに声が聞こえる。
「···え····て····」「ね··え····お···て」
はっきり聞き取れない一体なんと言っているのかそう考えていると段々と意識が遠のいていくのを感じたその時声がはっきり聞こえた。
「ねえ、起きて!!!」
「ハッ!!」
目が覚めた、どうやら夢を見ていたようだここ最近よく見るなあの夢、あれは確か俺が幼い時に初めて鬼を目の当たりにした時か、改めて考えるとよく生きてたな俺。
「ねえ、話聞いてた?」
と、隣の巫女っぽい服を着た女の子こと、カグヤである。
「も、も、もちr」「聞いてなかったのね」
もう大人しく黙っとこうそれが一番だ。
「ハア···、仕方ないわねえ···要するに早くはぐれた仲間と合流してアジトに戻りましょうって事」
まるで厄介者を相手にしているような口調、態度で話してくる。
「起きたのなら早く行きましょう」「そうだな、行くか」
生まれて初めて書いた小説ですのでまだま拙い文章ですが、よろしくお願いいたします。アドバイスとか感想とかあったらお願いします、小説書くのってかなり緊張しました笑