表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

第4話・近江直

無駄話です

突然だが、セ・リーグにはもう1球団新規参入する。

『バルバルベルリンス』である。

名将なのかどうなのか、と言うより誰か分からないジョー氏が監督に就任。

コーチ陣は全て聞いたこともない名前がズラリ。打線は『ロボット打線』と称される得点力の高さで注目されているが、投手陣は全く分からない名前が並ぶ。島野、ライアン、バートン、別府、バカ西郷、ショーター、左東・・・・・・とにかく分からないチームなのだ。キャッチャーには鈴衛、栃香、中根がいる。栃香?

そのバルバルに、近江と言う選手が居る。

近江直(おうみただ)。強肩好守で一発屋。そのパワーは陳黒晏(奈)と互角。右投げ左打ち。

近江は、元々ヤクルトに所属していた強肩キャッチャーだった。

しかし打撃に課題が残り、なかなか1軍定着出来ず。

やっと開幕1軍に名を連ね始めた時には古田が居た。(ちなみに11年目)

これでは一生出世は無理だと悟った近江はトレードを志願。見事承認されて巨人に移籍するも、加藤や村田に見事に押し負かされ2軍生活。

とうとう解雇になり、広島に拾われる。

この時、サードにコンバート。

しかしサードにコンバートしたのが災いを招く。

キャッチャーが手薄な広島に移籍した直後にサードにコンバートしたことで、木村と倉と瀬戸ぐらいしか居ない正捕手争いから退く事になり、代わりに新井・ディアス・野村と激戦のサードのレギュラー争いに突っ込む事になった。案の定堕落して2軍生活。その年に解雇。そして近鉄に移籍した。その後も2軍生活が続く。そして近鉄が合併。楽天に行くも、ホセ・フェルナンデスに押し退けられ2軍降格。そして今年、バルバルに移籍した。まさにタイトルや日本一とは全く縁のない選手なのだ。

その近江は俺と非常に縁の深い人物なのだ。こちらは24歳であちらは39歳と著しく離れているが、一応俺のルーキーイヤーの時にフレッシュオールスターでバッテリーを組んだ事がある。あの時は既にサードにコンバートしていたのだが、フレッシュオールスターの時のみマスクを被ったのである。

それ以来連絡も取るようになり、今は会えば酒を酌み交す程の仲である。ちなみに俺は轆轤とも仲が良い。

その近江さんが今度、『バルバルベルリンス』にて開幕4番を任されるかもしれないと聞いた。ジョー監督が検討中だそうだ。楽しみだ。

以上、無駄話でした。

無駄話でした

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ