婚約者と妹が「来世で一緒になろうね」って誓いあっているけど、これ中継されていますよ
よろしくお願いします。
「愛している」
「私も、愛している」
そう言って互いに強く抱きしめ合い、想いを打ち明けあう2人がいた。
「私は国のため、政略結婚しなくてはいけない。わかってくれるね」
「ええ、わかってる。あなたは王子様。ゆくゆくはこの国を背負って立つ役目があるもの」
「そう。だけど、本当は全て捨てて、君と…」
「ダメよ!あなたには、全国民の命がかかっているもの。私なんかのために」
「私なんかなんて言わないでくれ。1人の幸せを守れず何が王子だ」
「…以前聞いたことがあるのです」
「何?」
「この世には『生まれ変わり』があるって」
「生まれ変わり…」
「はい、だから、私達生まれ変わったら。そう『来世』で一緒になりましょう」
「そうだな。『来世』きっと君を見つけるよ」
「待っていますね」
「ああ、絶対君を見つける。間違えるわけがない。こんなに愛しているのだから」
「アントニー王子…」
「ああ、シャルロッテ」
再び2人は熱い抱擁を交わした。
*****
自分の妹と自分の婚約者が、密会していた。
私達、来世で一緒になりましょうねと、誓い合っている。この婚約は、国のため。だから、私達は愛し合ってはいけないの。
でも、この気持ちは捨てられてない。だから、来世で一緒になりましょう。
……それが、放送されていたとしたら、あなたなら、どうしますか?
王家主催の晩餐会の中、こっそり2人で庭でイチャイチャしちゃっているんですよ。
それが何故か、晩餐会のホール内で中継されちゃっているんですよ。巨大スクリーンで。いつの間にこんなの作った?
んで、みんな、それ見て泣いているんですよ。なんなら、結婚決めた王も王妃も、ついでに私の親も泣いているんすよ。
横で私の侍女や侍従が、なんかガッツポーズ決めてるし。お前らが上映したの、バレバレやんけ。
世の中そういう魔道具があるのはわかっていたけど、こういう使い方をするとはな!
これは、積んだ。
私こと、ミジャン公爵の娘リーアと、アントニー王子の結婚は王命で、もう1ヶ月ほどで執り行われる予定になっていた。
でも、もう無理。
来世まで持ち越すわけないやんけ。どう見ても、速攻これから奴らの結婚式の勢いやんけ。
おそらくこれは全世界で放映されている。
間違いない。これで私は、彼らの恋路を邪魔する敵と認定されたわけだ。すぐに決断しないと大変なことになる。
私は皆が映像に夢中になっている隙に、そっと魔法で気配を消して、廊下に出た。そしてそのまま転移魔法陣で家に帰った。
急いで着替えて、マジックバッグに荷物を詰める。そして、腰までの長い髪を胸元程度に切って、メイクで雰囲気を変える。服は冒険者の出立で。
再び転移して、隣の街に出た。そこの広場でも、予想通り例の上映会が行われていた。
まわりの声を聞けば、
「かわいそうによう。さっさと結婚させてやればいいじゃねえか」
「そうだよな。王子の婚約者ってのが、嫌だとか言ってんのか?」
「そうに違いねえ!」
マジか。私が悪いことになってる。私は急いでその場を離れた。
あいにくこれ以上遠くに行ける転移魔法陣は持っていなかった。夜間の馬車はない。そもそも夜の旅なんて危険極まりない。仕方なく宿をとって、その日は休むことにした。
部屋に入って1人になると、涙が出てきた。その場にずるずると座り込む。
そりゃ、あの2人が好きあっているの、わかってた。だって、目と目で会話しているんだもん。その横で、仕事の話をしている私の身になれよ。自分だけ業務連絡してて、あいつら、適当に返事しながら、目は互いをターゲットロックオン状態なんだよ? 辛かったに決まっているじゃん!
そもそもこの縁談は、王家が持ってきたもので、私が望んだわけじゃない。
王妃教育はめちゃきつかった。学ぶことが多すぎて、婚約が決まった8歳の頃から毎日勉強漬けだった。
魔法や護身術も習った。実技も多々あった。
実際の城の仕事、主に書類関連、慰問、視察、プチ王妃かというくらい、実際の王妃の仕事を行なっていた。その分王妃は楽してた。あんにゃろ。
あまりにも忙しすぎて倒れて、前世を思い出すくらいに辛かった。前世も社蓄で、お互いの人格同士で慰めあった。前世の恩恵はそれと、口が悪くなったぐらいか。
私の家族は両親と兄、弟、妹の4人兄弟姉妹。多分仲はいい方だと思う。
私以外は。
私以外が楽しそうに会話しているのを、私はいつも見ているだけだったから。勉強で忙しくて、公務で忙しくて。
でもその間も時間は動いているから。みんなは私とは違う時間で、楽しそうに生きているから。
あれは楽しかったねって、私が知らない会話を聞いて、私がどう思うかなんて、誰も知らない。考えもしない。
だから、私が失踪しても、誰も関心もない。
時々王子が婚約者との交流という名目で家に来ていたけど、そもそも私がいない時だったな。それで、仕方ないから、妹と会っていたと。私に仕事を預けてな。確信犯だよな。
あ。なんだか腹が立ってきた。なんで私が逃げなきゃいけないのよ。
でも、あの上映で、主役は2人になった。私は悪役。あの場にいたら、どんな目にあわされていたか、考えただけでも恐ろしい。
だから、私は逃げる。
幸い学園の授業の一環で、冒険者登録はしてある。
前世の記憶もあるから、お嬢様ではあるが、多少の苦労への覚悟はある。
とりあえず隣国に逃げよう。そこで、細々暮らしていこう。
もう、王妃仕事は終わりだ。社畜王妃は辞めだ。ばんざーい。そう思うことにしよう。
翌日、少し瞼が腫れていた。なんだか情けないと思うけど、仕方ない。氷魔法で軽く冷やして、フードを目深に被った。
宿を出て、馬車乗り場に向かった。早朝でも、客は多くて心配したけど、予約なしで乗ることが出来た。
以前公務で訪れたことのある隣国へ向かうことにした。少しは土地勘のあるところの方が気持ち的にも安心できるし。
でもその前に、一か所向かうところがあった。
今後どうやってる生きていくかはまだ決めていない。どうにでもなれっていう気持ちもないわけじゃない。
1人はいつものことだから。
でもね。
私は2人の気持ちが、わかるところもあるわけで。
私にもね、いたのよ。『来世で一緒になろうね』って誓いあった相手が。
*****
護身術を教えてくれたのは、前前くらい前の元騎士団長。高齢で実技は少し自信がないと、孫を連れて来ていた。
名前は、ラウリ・オリバス。彼は私より2歳年上。黒髪を短く刈った、年齢の割には背の高い男の子。婚約が決まった8歳の頃からの付き合い。そのまま将来は、私の護衛として雇う予定だった。
元騎士団長は一代限りの騎士爵で、孫は平民。オブラートに包んで言えば、家族全員やんちゃなご一家だった。そんな環境で育ったから、本人もそれはもうガサツな男の子だった。
普通もう少し気品のある護衛を雇わない?それかせめて女騎士とか。
だが、気品より実力をとったと言われてしまえば黙るしかなかった。それほど私は命を狙われていたから。
父の反勢力の貴族に過激な者がいて、時々私達家族を狙った。特にアントニー王子の婚約者である私は尚更。常に暗殺の危機に晒されていた。
だから自分でも守れるようにと、実践形式の訓練を多々行っていた。それに勉強に慰問に・・そりゃ倒れるよね、私。
でもさ、護身術の訓練、嫌いじゃなかったのよね。
まず第一にストレス解消。体を動かすのって嫌いじゃないし。
あとは、第二にストレス解消。大声を出しても怒られない。
「ふざけんな、あの野郎、人に全部押し付けやがって!その仕事はお前の分だろうー!」
「リーアお嬢、それ掛け声じゃない」
時々ツッコミもあるけど、それはそれ。毎日護身術だけで良かったけどな。まあ、あとは、あいつと話せることかな。
初めは乱暴な男の子、こわーいって思っていたけどさ、だんだんわかってきたのよ。
あいつにしてみたら、今まで自分の周りにいた人は、全て野生児。全て脳筋。それがいきなり、か弱い女の子と出会ってさ。しかもその子を守れと言いつけられたわけだ。そりゃ戸惑うよね。
でも、次第に仲良くなっていって、あいつが私の扱いにようやく慣れた頃、彼は私の大切な人になった。
その日、訓練が思った以上に長引いた。別に私のストレスがマックスで、愚痴が多くなりすぎたせいではない。夕暮れの空、一番星が西の空に見える。
帰り道、ふとラウリに尋ねてみた。
「ねえ、前世とかって言ったら信じる?」
「何それ。俺今でも大変なのにそれを繰り返すわけ?」
「そう言われたらそうかも」
「んで、俺たち前世でも会っていたのか?」
「そんな記憶はない」
「俺もない」
だよねえと2人で笑った。
「でもさ」
「うん」
「来世だったら少しは自信あるぞ」
「覚えていてくれるの?」
「おう、お前みたいなやつ、忘れられねえわ」
「あんたもね。絶対忘れないわ」
そう言うと、彼は私の頭を片手で撫で回した。
「ちょ、ちょっと、髪が乱れるんですけど!」
「ははっ、ぐちゃぐちゃだな。わりぃな」
そして頭をポンポン叩いた。
「お前が変なこと言うからだろ」
「んもー、侍女長に蹴られるわよ」
「そりゃ怖いわ」
ケラケラ笑い、
「来世では、嫁にしてやる」
小声でそう呟くと、走ってどこかに行ってしまった。
あの日、少し遠くの慰問に訪れたその帰り道、奴らは襲ってきた。もう、隠れるとかどうでも良くなったみたいで、正々堂々と真正面から襲ってきた。こちらも護衛は大勢いたけど、奴らはそれ以上の人数だった。
「私も戦うわ」
「おう、全員死んだらな」
「バカなこと言わないで」
「大丈夫、ちゃんと助けてやるよ。俺たちの強さをみくびるんじゃねえ」
「わかっているけど…」
「リーア、まかせろ」
彼も剣を持って、馬車から出ていった。それが彼を見た最後だった。
援軍が到着し、私は無事命拾いをした。彼らが来なければ、私は生きていなかっただろう。
護衛の3人が命を落とした。
ラウリもそのうちの1人。敵の1人と崖から転落して、帰ってこなかった。
今回のことで父は激怒して、政敵を完全に滅ぼしていた。お父様、怒ると怖い人だった。知らんかった。前前騎士団長のオリバス一族も激おこで、そっちの援軍が凄かったと聞いたけど。
その頃には護身術の授業も終わっていたから、彼らの一族とはもう関わることもなかった。
彼らは皆、私に優しかった。普通に話してくれた人達だった。
もう、私を私として接してくれる人は、いない。
*****
今、ラウリの一族に無性に会いたかった。だから私が目指したのは、彼らの故郷だ。
そこにラウリの墓もあると聞いたことがある。
そこに行って、後は何をすればいいのか。わからないけど、とにかく向かうしかなかった。
やがて馬車は彼らの住む街へ到着した。
もう夕暮れだったが、近くの人にこの街の墓地の場所を聞いて、そこを目指した。
小高い丘に教会があって、その裏に墓地があった。神父様に彼の墓の場所をお聞きして、街で買った花を持って進む。
他の墓より少し離れた広いところに墓石があった。『ラウリ・オリバス』と刻まれている。そこに座り込んで、花を置いた。
「ねえ、聞こえている?私、婚約解消になったわよ。多分解消よね?破棄だったら怒るけど。私に瑕疵はないでしょ。こんなにつくしたんだから」
はあ、と息を吐く。
墓石に夕陽が当たっていた。触れると、表面がほんのり温まっている。
でも、石は石だ。何も返してくれない。答えてくれない。それでも言うしかない。
「妹は王子に『来世で一緒になりましょー』なんて言ってたけどさ、今世でハッピーエンド決定よね。私なんか、あんたはもういないのよ。来世なんていつの話よ。私がこのままずーっと生きて、おばちゃんになって、おばあちゃんになって、更にその後よ。どんだけ待たせるって話よ」
涙が止まらなかった。でも、止めるつもりはなかった。
「今じゃなきゃダメなのよ。今あんたがいないと、私、ダメなのよ。今すぐ生き返って、私を幸せにしなさいよ!」
「しょーがねえなあ、相変わらずわがままなお嬢様だ」
背後から声が聞こえてきた。その声はいつも私のそばにいた。ずっと、ずっと私を見守っていてくれた人の声だった。
ゆっくり振り返ると、夕日を背に男が立っていた。手には杖を握って。顔に傷が残っていて、痛々しい。
そんな彼がゆっくりこちらに向かって歩いてきた。片足を引き摺るように、少し斜めの姿勢で。
私は急いで立ち上がると、彼を支えるように両手で彼の腕を掴む。
「なんだ、生きていたの?」
「もっと素直に喜べよ」
「だって、驚きすぎて、脳内パニックよ!」
「だわな」
彼は杖を離して私を抱きしめた。私も彼を抱きしめる。
「すんげー顔してるぞ、鼻水ダラダラ。一応お嬢様だろ?」
「うるさいわね。あんたも一緒じゃない」
「俺はいいの。生きて帰れて、おまけにリーアお嬢を抱きしめてる」
「私だって、私だって、来世まで待つ必要無くなったんだから、いいのよ」
なんだかいろんなことが起こりすぎて、私は大声で泣くしかできなかった。そんな私を抱きとめて、ラウリはずっと頭を撫でてくれた。
「わ、私、辛かった。誰も私のこと大事にしてくれなくて」
「うん」
「両親も兄弟も、王子だって、王家だって。仕事させとけばいいとしか思っていなくて」
「うん」
「私は王妃という役職に就くために、生きてきたんじゃないっての!」
「おう、言ったれ言ったれ」
大声で泣き喚き、愚痴を言いまくった。
やっと泣き止んだのは夕陽が翳り始めた頃か。
「そろそろ言いつくしたか?」
「明日、第二段やるわ」
「喉がガラガラだぞ。少し休め」
「うん」
私はしゃがんで彼の杖を拾って渡した。
「よく無事だったわね」
「ガチで死んだかと思った」
崖下の川に転落したが、運よく流れ着いて、近くの人に助けてもらったそうだが。
「なんか知らんけど『リュウグウ』とか言ってたな、そこ」
「…よく帰って来れたわね」
「おう、10日程休ませてもらったはずなのに、3年経っててな」
「10日でよかった」
とにかく彼を無事にこの街まで送ってくれたそうだ。感謝しかない。
「それでな、お前に言うことがあってだな」
「何?」
ま、まさかのプロポーズ?来世まで待たずに今結婚しようって?
期待で顔が赤くなる。慌ててハンカチを出して顔をぐるぐる拭いた。
彼の顔も赤くなった。
そして片手で私の顔を撫でて、自分に引き寄せた。私の耳元で囁く。
「これ、今、中継されてる」
「……は?」
「王子の時と一緒」
「……はあ!?」
これが中継されてる?ってことは何か?この時間だから、夜会でみんなが見ているってこと?
「はああああああああああ?」
「だよな、わかるわ」
彼が俯いた。
「まさかこれ仕組んだのって」
「そう、うちの一族」
「許すまじ」
まじかあああ。
はあああとため息が漏れて、そのまま座り込んでしまった。彼も一緒に座り込んだ。
「こんな一族だけど、うちに嫁に来いよ」
「今言う、それ?」
「おう、今しかないわ、一応身分違いだし」
「そうだった」
ラウリは私の顔を両手で挟んだ。
顔を近づけてくる。そっと目を閉じて…。
ああ、夢にまでみたプロポーズだ。
だけど。
だけど。
私は思いっきり力をこめて、彼をぶん殴った。
「いてえーっ!」
「歯あ、くいしばれや」
「セリフと手が逆だろ?」
「仕方ないじゃん、夢にまでみたプロポーズだけど、違うじゃん。みんなに見られたままのプロポーズなんて嫌じゃん!」
私は、ギャン泣きした。
後で聞いたところ、夜会会場で、
「わかる」
と、ほとんどの女性が、頷いていたらしい。
王子と妹の首は、高速で何度も頷いていたらしい。
「あー、悪かった。ごめん」
「謝ればいいってもんじゃないのおおお!」
どうも私のハートはギリギリだったようで、そこで彼に抱きついて、散々泣いたそうだ。正直あまり覚えていない。
「後で、もう一度言ってもいい?」
ラウリがボソッと耳元で囁く。
「…後でね」
ようやく泣き止んで、私はそのまま、寝た。
*****
目が覚めたら、ラウリの実家に到着していて。
とりあえず、一族全員正座させて、プライバシー権について、切々と語った。
元騎士団長である、私の師匠の言い訳としては、孫が生きていたのが嬉しくて、つい私を嫁にと思って、がんばっちゃったらしい。
やめてくれ。
いろいろあったけど、とにかく嫁に行くことは、決定した。
アントニー王子と妹のシャルロッテも結婚。
私はラウリと結婚。そのままラウリの実家暮らしになった。
私とラウリの感動再会上映は、一部の人間の心を抉ったらしい。
家族は、娘への冷たい仕打ちに対して。
いや、愛していたよと言い訳言っても、みんな私の様子知ってたからね。誰も信じなかったらしい。
仕事を押し付けていた面々は、周りからの冷たい視線ビームが辛くて、しばらく真面目に働いたという。
妹は王妃教育の辛さに、涙が止まらなかったらしい。
「お姉様、こんな目にあってたの?」
王子との間に、少々亀裂が入ったとか入らなかったとか。
私は仕事から解放されたけど、なんだか落ち着かなくて結局は、ぼちぼちラウリんちの事務仕事を手伝い始めている。
社畜魂は、なかなか治らないものなのよ。
んで、肝心のプロポーズは、再度同じ時刻、同じ場所でやってもらった。
もちろんカメラなし。なんなら、全方位に防御を張り巡らして。
「さあ、待たせたわね」
「なんか、決闘になってね?」
「あの時の感動を再び!」
「いや、もうお前、嫁じゃん」
「そうだけど、そうじゃない!」
「まあいいけど」
ラウリは私を抱きしめた。
「俺の嫁になってくれる?」
「しょうがないわね。今度は負けずにさっさと帰ってくるのよ。私、来世まで待てないからね」
「おう」
「今、嫁に貰ってくれる?」
「当たり前だ。俺も待てねえ」
今度こそ、キスを受け入れた。
薄く目を開けると、彼の向こうに、夕暮れの空があった。
護身術の訓練で遅くなって屋敷に戻る時、2人で見上げた空が今ここにある。
これからもずっと、この景色を一緒に見て行こう。
できれば来世も、ずっとね。
おしまい
*****
おまけ
後日、王子・妹と再会して。
「中継って最悪よね」
「わかる」
「みんな見られてた」
「会う人会う人、生暖かい目で見るんだ」
3人号泣。
オリバス一族「孫が生きていた!それなら思い切ってお嬢ちゃんと結婚させよう!」
リーアの侍女たち「王子とシャルロッテお嬢様も愛しあってるから、そっちもね!」
王子の配下「どうする?」
みんな「「「全世界にイチャイチャしてるとこ見せちゃえ!」」」
プライバシーは大切です。
よい子は真似しちゃダメだよ。
読んでいただき、ありがとうございました。




