7、愉快な部下達
調理室にベーコンと卵の香ばしい匂いが立ち込める
本日の朝食は簡易的なパンに、ベーコンエッグと野菜スープ
勇者は椅子に座り
既に黙認と食べている
「……うま」
その様子を見て呆れながら座る魔王
「ふぅ」
今日昨日のように料理を作るのは何時ぶりだろうかと感慨に耽りながら食事を始める、勇者に半ば無理矢理作らされてる感じは有るが、実は料理を作るのは嫌いではない。寧ろ好きなのだが
普段は魔王っぽく無いと自重しているだけだ。
ってか、この勇者はいつまで此処に居るんだろうか…………
まさかこのまま居座るなんて事、無いよなと早くこの城から追い出す方法を考え頭を悩ます。
「………あれ」
今更になって何かが頭に突っ掛かる感じがした
何か重大な事を忘れているような……
魔王は必死に思い出そうと頭の中を掻き出すが全然思い出せない………
面倒になり、考えを放棄し始めた頃
「……あーなんか良い匂い……魔王様おはよう…ございます………って、あああぁ!!」
「……全く今回の勇者は……なんなのさ…何驚いて……ぎゃああぁ!!」
「……どうしたんで………ひいいぃ!!!」
「「「なっなんで勇者が此処に居るんですか!!!」」」
三人が声を揃えて叫ぶ
この三人が居ることを忘れていた………
この城の中の数少ない腹心達を…………
いきなりネタ切れで新キャラ登場、文も短いし、グダグダだぁ!!!