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聖女としてやっていけますか?2


扉が閉まってからわたしは3人のメイドさんにメガネを外され、化粧を落としてもらい

ぬるま湯で顔をすすがれ、タオルで優しく拭かれて隣接するお風呂場に通されスーツのジャケットを脱がされワイシャツのボタンを外されていた

流石に身ぐるみ剥がされるのは勘弁してもらいたいためあとは自分でやります!と伝えてメイドさんたちには出ていってもらった


コンコンと湧き出る湯船にボタンを押すとお湯が出てくるシャワー、台の上に石鹸と瓶に入ったシャンプーとリンスらしき物を使ってお風呂に入ったあと、ふと気づいた

自分が丸裸だということを…

一度着ていた服をもう一度着ようにもずぶ濡れで着ることを躊躇った

外にいるメイドさんたちに何かタオルと着るものを持って来てもらおうと扉を開け


「あのー…スミマセン、なにか拭くものと着る物をー」


と言った瞬間、瞬時に扉を開け放たれ3人係で身体をタオルでふかれ、あっという間に下着とネグリジェを来させられた


そして、鏡台前の椅子に座らせられると2人がかりでドライヤーに似た機械で強い温風を浴びせられる

3人目のメイドは櫛を持ちわたしの髪を梳かしている

あっという間に長い髪が乾いた

髪を梳かしてくれるメイド

水の入ったコップと歯磨き粉?がついた歯ブラシを手渡してくれるメイド

鉄の洗面器を持っているメイド

3人が一言も話さず連携を組んでいる

息ぴったりの動作だった


しゃこしゃこと歯を磨き、コップの水を口の中に入れると鉄の洗面器を持ったメイドが前に出る

ここに吐き出してもいいということなのだろう

歯磨きを終えるとタオルで口元を拭かれベッドへと導かれた


ふかふかのベッドに入ると柔らかな布団をかけられる


「おやすみなさいませ」


3人のメイドにそう言われパチとシャンデリアの灯りが消される

ドアがバタンと閉まる音と共に何故だかわからないがものすごく久しぶりに寝つき良くよくねむれたような気がした






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