予報3
〈前回までのあらすじです。
1 脳筋マンのクラスが落ちこぼれになりました。
2 脳筋マンがクラスの人たちに変な奴認定された。
作者曰く、前回雑に作ってすみませんとのことです。私的にも雑だと感じていました。〉
始業式はあっというまに終わった。ただただ校長の話を聞いたり、校歌を歌うだけで済んだ…のだがどうして俺らが落ちこぼれと言われるようになったのかを俺は榊原先生に聞いてみた。
自は帰りの時に榊原を尋ねた。
「榊原先生、どうして俺らは落ちこぼれと言われるようになったんですか?」
「あぁ、説明しよう。全ては校長先生の独断で決められたのだ。」
へっ?校長の独断?
〈おおかた自分にとって都合が悪い者達を陥れるためにあなたと他の14人を隔離させたということです。〉
おい、お前とは話さないと決めたんだ。出てくるんじゃない。
〈分かりました。〉
本当かよ、めんどくさい奴だよお前は…。
自は榊原の方に振り向いた。
「君も含めて15人が起こしたことを解説していく、この事は機密事項なのだが特別に教えちゃう。」
いやなんでそんなことこの人が知ってるんだ、そのことを聞いてみたら秘密と言われた。んまぁ事情が聞けるなら大丈夫か…。
俺は帰りに聞いたことをまとめていた。
番号1:伊藤真桜。真面目そうな女子。
落とされた理由:面接時にこの高校の黒い噂を話してしまったから
番号2:尾崎涼。伊達メガネをしている男子。
落とされた理由:バイト禁止なのだがバイトをしていたため留年されたから
番号3:郷原剛。番長みたいな男。
落とされた理由:他校と暴力沙汰になってしまい留年されたから
番長4:佐藤裕太。優男。
落とされた理由:教頭の子供で自分の子供より優れているため気にくわないと思っていたらしい
番号5:瀬々原未那。身長が低い女子。
落とされた理由:校長が勝手に定めた身長のボーダーラインに届いてなかった。
番号6:戸松建人。赤メッシュを着けている男子。
落とされた理由:メッシュが校則的にアウト
番号7:仲嶋フミヤ(なかじま フミヤ)。ハーフの日本人。
落とされた理由:成績が悪くて留年したから
番号8:羽田茉莉霞。女番長みたいに堂々としている人。
落とされた理由:面接の時に態度が悪かったかららしい
番号9:日野一。隅っこで暗い表情を浮かべていた男子。
落とされた理由:面接の時に何もしゃべらなかったから
番号10:百瀬桃子。ビビりな女子。
落とされた理由:テストの時に緊張のあまりトイレに何度も行き、カンニングを疑われた歴があるから。
番号11:柳潤一郎。長髪な男子。
落とされた理由:髪の長さで校則違反を繰り返しているから
番号13:竜胆亜美。病み期みたいな感じで暗めな女子。
落とされた理由:不要物(呪いの本など)を隠し持っていてそれらを何度も持ち込んでいたこと
番号14:鰐部玲央。番長の取り巻き。
落とされた理由:番長が留年することを知り、自ら留年を志願したから
番号15:藁樹哲平。少しボロい制服を着てる男子。
落とされた理由:貧乏でここ以外に決められなかった
…こう見ると下らない理由なものが多いな。特に瀬々原さん、ボーダーラインって何やねん。意味がわからん。ここの校長がとんでもなく気まぐれというのが分かった。いい高校生活を送れそうな気がしてきたのだが、これはまた嫌なことに巻き込まれそうな予感がするな…んまぁどうにかなるだろ!
〈後々これがさっそくフラグになることをこの時は知るよしもなかった。〉
〈今回の後書きは先生に言われたことに関してです。なんだかんだで脳筋マンの情報が抜けていましたが、あの人はわざと自分を省きました。ですから私が解説します。
番号12:由樹 自。脳筋マン。
落とされた理由:面接時にて私と会話して一人言を言った判定になったから。
あの人はこれを私のせいだと何度も呟いてましたが、声が出る方が悪いと思います。さて皆さんはどちらが悪いと思いますか?あの人ですよね、あの人ですよね?それはさておき、今回の話をみてくれてありがとうございます。次回もお楽しみに〉