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ゴスロリでド近眼の魔女は赤が好きで時間を操る

碧眼の魔女の紹介でパーティーにゴスロリの魔女が加わります。

「バハムートだ」


「町にドラゴンだと?」


 昼になると商人ギルド前の広場が騒がしくなった。悲鳴のような声も交じっている。


 もしやと思って、タリルの執務室の窓から広場を見ると翼竜にまたがった黒と赤のゴスロリの魔女が飛んでいた。


 リュアラの弟子だから普通ではないと思ってはいた。濃いラピスラズリ色の服のタリルは窓から外に飛び出すとフライングブーツで青空を駆けあがる。タリルは翼竜にまたがる魔女の前まで空中を走っていった。


「フライングブーツ。タリルか?」


「碧眼の魔女、リュアラさんのお弟子さんですね。お待ちしてました」


「タリル、後ろに乗れ」


 魔女が言うのでタリルは翼竜に乗った。翼竜は高度を上げるとオクラスの町が小さく見えた。


「こんなに高いところからオクラスを初めて見たよ」


 上空から半分焼け焦げたリトリルの林が見える。翼竜が林の焦げたところに向かった。


「魔法で焦げたあとだな。タリルがやったのか?」


 タリルはようやく名前で呼んでくれる人が現れたとホッとした。


「アイテムを試したら、制御できなくて」


「魔法のアイテムは上級の魔女ですら簡単に仲良くなれないんだ。アイテムに好かれたんだね」


 質流れした魔法のアイテムが寂しがって、すぐタリルに懐いたことは伏せておいた。


 翼竜がゆっくりと地面に着地すると、魔女は翼竜から降りた。タリルも続けて翼竜から降りた。半分焦げたリトリルの林から焦げた匂いがした。


「リュアラから紹介されて来ましたアリエルと申します」


 魔女がスカートの裾をふわりとつまみあげて挨拶をした。想像より礼儀正しいようだ。細身でタリルより少し背が高い。


 魔女の黒い帽子の裏地は赤い薔薇の模様があり、くびれの分かる赤と黒のゴスロリドレスの胸と手首と裾は刺繍が入ったレースになっていた。


 ドレスや帽子のあちこちにレッドガーネットの赤い石がちりばめられて、赤いリボンや赤い薔薇の飾りがついていた。


「タリルです。よろしくお願いします。赤がお好きなんですか?」


「赤いアイテムを集めている」


 なるほど、リュアラはアイテムで弟子を釣ったなとタリルは察した。


「あなたに似合う赤いレアアイテムがありますよ。色はあなたに似合いますが、役に立つかどうかは分かりません」


 言い終わるとタリルは真っ赤な妖精の杖を袋から取り出した。


「妖精の杖といって対象物を小さくしたり、大きくしたりできます」


 そう言って渡すと、アリエルが赤い杖を振った。翼竜が小さくなってアリエルの肩に乗った。翼竜はキューンとかわいく鳴くとアリエルに頬ずりした。


「バ、バハムート、か、かわいいぞ。これは便利だ。バハムート、これからはいちいちが山に帰らなくても済むね」


 アリエルがバハムートに言うと喜んだアリエルの顔がほころんだ。


 「もう一つ、聖女の指輪です」と言って赤いルビーの入ったシルバーの指輪を渡すと、魔女が真顔になった。


「これが、どんなアイテムか試して渡したか?


 ゴスロリの魔女がするどい目になった。


「花を咲かせたり、人の動きを遅くしたり、止めたりしました」


 魔女アリエルの黒目の部分はルビー色で、奥の深いルビー色が怪しく光った。


 アリエルはタリルの顔をまじまじと見つめた。顔が近い。アリエルはタリルの目を見つめる。どんどん顔が近くなってくる。


 白く透き通るような肌に赤い唇が艶めかしい。近すぎるとタリルは思った。

 アリエルはど近眼だった。


 アリエルはポケットから黒縁のメガネをかけると聖女の指輪をしげしげと見つめる。


「聖女の指輪は時間を操るアイテムだ。本当に存在するなんてね。赤いルビーがかわいいわ」

 アリエルはそう言うと嬉しそうな顔をした。ルビーは勝利の石とも言われるパワーストーンで、装着するもの生命力とカリスマ性を高める効果がある。


 アリエルは聖女の指輪をはめるとリトリルの林に向かって両手を高く上げて手のひらを自分のほうに向けた。


「レディーレ」


 巨大な赤い時計の魔法陣が空中に出現して時計の針が高速に逆回転する。


 半分焼けただれたリトリルの林がタリルが吹き飛ばす前の昔の姿に戻った。焦げた匂いはなくなって新鮮な空気が林の間を流れた。


「すごいよ。アリエル。リトリルの林に悪いなと思って気に病んでいたんだ。ありがとう」


 アリエルはリュアラの魔法学校教師時代の教え子で、学校でも歴代のトップの成績で卒業した秀才だった。


 学校にある魔法書はすべて読破しており、そのためど近眼になった。普段は黒縁のメガネをかけている。


 メガネをかけると地味に見えるために、まれに自分を美しく見せるためにメガネを外す。メガネを外すと美しいお姉さんに見える。


 碧眼の魔女として誰もが恐れをなすリュアラの前の職業は魔法学校の教師だった。リュアラの推しメンの校長が退職したため、教師をやる気が無くなってフリーになった。


 リュアラを慕っているアリエルは卒業後に弟子になったばかりだった。アリエルは書物を読むのが好きで、あらゆる魔法アイテムと呪文を知っていた。


 学校での魔法のテストでは他の生徒を寄せ付けなかったが、年齢も若くモンスターとの対戦経験は少ない。実戦経験が乏しかった。


 そこでリュアラは気前の良いタリルに同行させようと考えた。


「魔法道具を報酬として前払いしてくれる気前のよい質屋の跡取りと知り合いになったから、同行してしばらく実践を積みなさい」


 タリルは質屋の跡取りで冒険者ではなく依頼人だが、護衛のウルフの獣人とハイエルフとシーフも優秀だし、良いパーティーになれると言う。


「良いパーティーになれる」


 言葉がアリエルの中で木霊した。アリエルはパーティーと言うあこがれの言葉に反応して胸が高まった。


 リュアラは、アリエルにミアレイとグアンダスとの戦闘の話をして聞かせた。


「冒険は命の危険がある。ひとりの力はたかが知れている。仲間との連携が大事だ」


 アリエルは書庫に閉じこもっていたせいで友達も少なかった。唯一の友達がバハムートで、山で知り合った小さなトカゲがだんだんと成長して巨大な翼竜になった。


「是非その依頼人をご紹介ください」


 師匠にお願いするアリエルの顔は期待と興奮で赤みがさしていた。


「アリエル、商人ギルドへ行きましょう。中を案内しますよ」


 タリルが言うとアリエルがバハムートを巨大にして後ろに乗れと合図した。タリルを乗せて空中に舞い上がるとオクラスの町の大聖堂が見える。


 アリエルは広場に着くと素早くバハムートを小さくして肩に乗せた。


 タリルは肩に乗るチャピを大きくして、逆にチャピの背中に乗るという方法もあったなと想像した。アイテムは使う人次第で変わるものだ。

 


 タリルと狼の獣人マリアナ、エルフのセレア、魔女アリエルのパーティーはダフラック川を東に向かうため、商人ギルドのダノクリム所属の中型の商船の甲板にいた。


 新品の船でジャンがタリルのために用意したものだ。魔力を推進力にして進む魔船だ。


 タリルの2つ目の仕事は首都ルシファナの商人ギルドまで質流れ品を運ぶことだった。


 実は積み荷は空でもよかった。商人ギルドのダノリクムは1か月に一度、売上の一部を首都ルシファナに運ぶ。一部とはいえ金額は莫大である。ダノリクムの商船と分かれば海賊に襲われる可能性も高い。


 タリルが一度行った場所には転移のカノンで行けることをジャンに言うと、次に首都ルシファナに行くときは多くの金貨を転移魔法で運ぶから、今回は質流れの品を首都に運びながら、役人と顔をつないで来てほしいと言った。


 通常の輸送では前回の遠征でタリルがしたように冒険者ギルドに護衛を頼むのだが、今回はセレアとアリエルがいたのでクエストの依頼はしなかった。


 エルフのセレアとは年間契約して年俸を払っており、アリエルにはレアアイテムを渡したためしばらくは居てくれそうだ。


 船の右舷にアリエル、左舷にマリアナを配置して、船の先にはセレアを見張りに立てた。本来ならレギーを拙攻にして行き先を調査するところだが、密偵として首都ルシファナに潜入してしまって居なかった。


 商船は川の両側を森に囲まれた場所をしばらく進んでいた。川幅があるので薄暗くはないが水は濁っていた。


 湿った空気が肌に貼り付いた。濁りの中に巨大な蛇が泳いでいるのをセレアが見つけた。深いところを巨大な蛇がこちらに進んで来ているという。


「ヨルムンガンドだ」


 セレアが水面を杖で指す。


 ヨルムンガンドは伝説の白い毒蛇で竜のような巨大な体で水の中に生息する。体のうろこは固くどんな物理攻撃も跳ね返す。


 釣ろうとすると船ごと水の中に引きずり込まれる。船ごと丸のみされる場合もある。中型の商船では逃げ切るのも無理だろう。どんなに固く大きな物であっても巻きつかれると、締め付けられて破壊される。


 妖気の胸当ての気配を感じると普通のモンスターは逃げるが、強いモンスターになると

「どんなやつだ」と確認しに来る傾向があるようだ。


 アリエルはバハムートを巨大化してまたがると空中に旋回して戦闘態勢に入った。マリアナは氷の聖剣とヒドラの爪を構える。タリルは右にマーリスの剣を左手に爆雷の杖を構えた。


 セレアが光の弓で水中に狙いを定めて矢を射ると光の筋が5本水中に消えてヨルムンガンドに命中した。


 ヨルムンガンドが怒って水上に頭を出す。頭は船ほどの大きさで浮上した波で船が転覆しそうになるほど横に傾いた。


 タリルは空中に駆けあがったが、セレアとマリアナが船から投げ出されて川に落ちた。


 巨大な毒蛇ヨルムンガンドが空を飛ぶバハムートを見つけると、空中に飛びあがって噛みつこうとした。


 バハムートは上空に飛んで体をかわすと、空を飛ぶヨルムンガンドに口から炎を吐いて応戦した。

 ヨルムンガンドが口から毒液を吐いて飛ばすと、アリエルが赤い魔法陣の盾を作って防御した。バハムートの吐く炎がヨルムンガンドを直撃したがヨルムンガンドの硬い鱗には通じない。


 タリルはフライングブーツで空中をかけあがり、ヨルムンガンドに向けて詠唱した。


「ジャンノザート!」


 リトリルの林を半分焦がした強烈な雷系の魔法だ。


 ヨルムンガンドの後方の森が削れて焦げた。煙の中から巨大な蛇が飛んで戻って来るのが見えた。ジャンノザートが直撃しても効かない。


 ヨルムンガンドがタリルの目の前まで迫ると妖気の胸当てから出た煙の黒い帯が蛇に絡みついて、タリルに噛みつくのを阻止した。


 頭のほうが固定されると尾のほうがタリルに襲い掛かる。尾のほうも黒い帯で固定される。凍らせて砕こうにもマリアナは水の中だ。


 火の玉のレフデンで爆撃しても硬い革膚でヨルムンガンドには効かない。ぎりぎりと黒いの帯をすり抜けようとヨルムンガンドが鱗を使って移動する。


 黒い帯を自力ですり抜けてヨルムンガンドが上空に飛び上がった。

 

「これが伝説の毒蛇ヨルムンガンドの硬い鱗か。強い子ね。さあ、こっちへ来な!」


 タリルや水に落ちたセレアやマリアナに見向きもせず、ヨルムンガンドがアリエルのいる上空へ登って行くのが見えた。


 バハムートの周りに巨大な毒蛇が輪を描いて回転すると、バハムートごとアリエルを締め付けて殺そうと輪を小さくした。


 締め付けられたとタリルが思ったとき、アリエルの周囲に赤い時計の魔法陣が出現してヨルムンガンドがゆっくりと制止した。


 空中に制止した毒蛇の輪の上にバハムートがゆっくりと旋回する。


「聖女の指輪か」


 タリルはアリエルが時間を操る指輪を実戦で使ったのを見て驚いた。


「毒蛇ちゃんは私の手下になってもらうよ」


 言ってアリエルが赤い杖を振った。巨大な毒蛇が小さなかわいい白蛇になってアリエルの手の上に乗った。


 ゆっくりと動きだしてアリエルの顔を見ると、敗北を悟って手の上でおとなしくとぐろを巻いた。

「妖精の杖も持ち主が変われば使えるアイテムになるね」


 タリルは魔女の知識に感心した。


「船の戦いにはまだ慣れていない。次は船から落ちない」


 水に投げ出されたマリアナとセレアがバハムートに引き上げられて船の上におろされと狼の獣人マリアナが言い訳した。


「毒液も巻きつかれるのも魔法攻撃ではないから妖精の衣では防げないしな。アリエルがいなかったら、やられてたかもしれぬな。アリエル、礼を言うぞ。光の矢の攻撃で怒ったところを見ると少しは痛かったのかもしれぬ」


 エルフのセレアがパーティーに新しく入った魔女に礼を言って褒めた。


 森の中をしばらく船が進んだ。バハムートとヨルムンガンドがアリエルの肩の上でじゃれあっていた。船の前方に大きな鉛色の吊り橋が見えてくる。


「ガーゴイルが15体いる」


 見張りのセレアが橋に向かって矢を放つと、カーブを描いて吊り橋の上にいるガーゴイルに命中した。


 ガーゴイルはコウモリの羽根を持った青銅の色の人間のような体を持ったモンスターで、顔がコウモリと人間のミックスで醜悪だ。鋭い爪をもった手足で襲い掛かってくる。


 建物の上や橋などの建造物の上で動かずに見張っており、青銅の像だと思って油断していると、通過するときに動きだして襲ってくる。


 セレアが3度連続して5本の光を放った。短時間で橋の上の全てのガーゴイルをせん滅し終わっていた。


 橋の近くまで進もうとするとセレアが止まってくれと手で合図した。


「なんてことだ。橋の手摺だと思っていたのは全部ガーゴイルだ。数が多すぎて手に負えない!」


 セレアが言った瞬間に無数のガーゴイルが橋の手すりと橋の下からも飛んで向かってきた。


 空が真っ黒になるほどの数のガーゴイルで埋め尽くされる。そのせいで青空が雨でも降りそうな重たい色の空に変わった。


「数えられなくても全滅させればいい」


 アリエルが前に出る。


「こうゆうときは範囲魔法だよ。まかせな!」

 アリエルが船の先に立って両手を高く上げてガーゴイルのほうに向いた。


「プロイベーレ」


 詠唱すると上空に赤く巨大な時計の魔法陣が出現した。


 黒いガーゴイル達が青銅の像のように制止して固まり、空を覆いつくしていた無数のガーゴイルが水の中にボトボトと落ちて沈んでいった。


 すべてのガーゴイルが川に落ちると青空が戻ってきた。


 アリエルは聖女の指輪の使い方を熟知している様子だった。タリル達を乗せた船は橋の下をくぐってさらに先に進んだ。その後も不審な船の襲撃に数回ほど遭遇することになった。


 セレアが不審な船を見つけて数や装備を報告するとアリエルがそれに合わせて範囲魔法で迎撃した。


 船を進めているとセレアが大型の海賊が向かって来るのを発見した。海賊船は船尾に黒いどくろの旗があるのでわかりやすい。


 大型の海賊の軍艦の横の窓がゆっくり開くと鉄の大砲が現れる。海賊船はすれ違いざまに船の横から大砲を打ってきた。


「レンテ」


 アリエルが海賊船のほうを向いて時の魔法を詠唱する。小さな赤い時計が海賊船のほうにフワフワと飛んでいった。


 放たれた大砲の球がスローモーションになって向かってくる。大砲の球に赤い小さめの時計の形をした魔法陣が絡みついた。


 さらにフワフワと赤い時計たちが飛んで海賊船を取り囲んだ。海賊が気が付くころにはもうタリルの船は横に居なかった。


 はるか先に進んでいたので、海賊はタリルの船に追い付くことも乗り込むこともできなかった。


 新品のダノリクムの商船だと見ると、すれ違った盗賊の船が引き返して後をつけて来た。金貨を運ぶ船だと思ったらしい。


 20人のほどの盗賊達が川に飛び込んで、こちらの船に乗り込もうと近づいてきた。マリアナが氷の聖剣で凍らせて砕こうと待ち構えたが。アリエルがそれをやめるように合図する。


「マートゥーレ」


 水面に向かって両手を高く上げると範囲魔法を詠唱する。水面には高速に回転した赤い時計の輪が出現した。盗賊の男たちが船に上って来たがよぼよぼの老人になっていた。

 老人になった盗賊がアリエルやタリルに刀で切りかかるが、簡単に避けられて自分で床につまづいて転んだ。


「人も殴れねえような盗賊は引退しな!」


 アリエルが盗賊たちを罵倒する。アリエルはかわいい顔をしているが本で読んだ毒舌のセリフを真似て吐くようだ。


「ふえええ、わしらはもう引退する」


 老いた盗賊20人が船から川に飛び込んで逃げた。体力がなくて数人溺れかけている。花壇の花を咲かせたのと同じことが人間にもおきるのだとタリルは思った。

 

 森を抜けると船の先に高く巨大な城壁に囲まれた首都ルシファナが見えた。船が入るためのゲートが開いている。


 城郭都市にしても城壁が巨大だった。近づくと空も見えにくくなった。


 ゲートの上では兵士の見張りが立って見下ろしていた。船はゲートをくぐって中に入ると建物がひしめき合って並んでいる。


 建物の間の運河を船で抜けると広い川幅にたくさんの船が往来している。初めて見る行き交う大量の船をタリルは興奮して眺めた。


 船は町の中央へ進むと首都ルシファナの商人ギルドの船着き場に到着した。


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