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いとおしいね?

作者: 秋葉竹

恋に酔い

安めの指輪に喜んで

気づけば 泣いてた 19の春の夜


飛びそうな記憶を押さえつけるため

あなたが差し出す手をいま握るよ


明日知らず

とんだ生き方してきたもんさと

バラの花束投げ捨て サヨナラ


用もない

ねじれた心は捨て去りたい

正しい心で ひとりで立ちたい


罪深い

生きてることより罪深い

ことなどないねと ほざいた 姉 死す


その姉が私の憧れだったので

かわいい詩人になろうとしたけど


無論無理

私の心にヒダは無いので

死にたくなくって ただ生きのびたい


青空に

白い煙が一筋たって

ようやく空へ帰れる姉様


さまよった

夜の数だけ心を汚して

痛々しいので殺したかったよ


半身を

裂かれる痛み そんな比喩

実感する日が来るとはね


罪を知り 罰を受けたし もう終わり

後は自由に、自由に追わせて?


悲しみの数だけキャンディー舐めるんだ

ボリボリ噛むんだ それで 泣かない


全体の中で私は生きている

うそくさ 私はそうかもね、だがね


自分だけ かわいいなんて 普通だよ

そうじゃないのは おかされちゃってる


汚れたい

きれいなまんまじゃ辛いから

嘘つき汚れて 嘘つき泣いてる


星空に

ポヨンとこの身を浮かべたら

どこまでいっても堕ちずに てんねん


喜びの数だけ笑顔があるとして

さみしい笑顔はカウントするなよ


シケモクを 回し飲みした ばかみたい

若さがパンパン はちきれちゃってた


その日から

愛に向き合う人となり

青臭い愛もらい続けた


走り去る

夜か あの子の後追って

追いつき抱きしめキスした木屋町


寂しいと

弱音を吐いてちゃいけないよ

強がり1番、私のプライド


















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