7話 生産活動中
おお、PVが2000突破しました。ありがとうございます!m(_ _)m(^o^)/
その後俺たちは戦闘したり採取したりなどやってから冒険者ギルドに帰って来た。
「確かに、《ウサギの毛皮》10枚確認いたしました。こちらが報酬の1000円4人分です。お受け取りください」
俺達は受付のおじさんからクエストの報酬をもらった。
それから俺たちはどうしようかと話している。
「今からどうしようか、俺は探索中に採取した薬草とか使ってポーション作るために買い物しに行きたいけど皆はどうすんだ?」
「俺は誰かパーティー組むやつさがしてまたレベル上げにオルクト草原にいくつもりだぜ」
「私は報酬使っていい装備に替えようと思うんだー!」
「私は少なくなった矢を作りに生産ギルドに行く予定だ」
「それじゃここで解散だな、何か面白いことあったら連絡してくれ。それじゃーーなー!」
「私も行くね、まったねーー!」
ピューーー・・・キラン。あっというまにマコトとベルは走っていなくなってしまった。
「相変わらずせっかちだなあの二人は・・・。それじゃ俺もいくわ、またなマイス。何かあったらフレンドの通信で連絡してくれ」
「そっちも何もあったら連絡してくれよレン兄」
俺はみんなとわかれてから買い物しに広場に来ていた。初めは何もなかった広場が今はプレーヤーやNPCの露店商がいろんなものを売りさばいている市場となっている。モンスターの素材が並んでいたり武器や防具、料理が売られていた。そのなかでガラス細工の商品を売っている人のよさそうなおじさんのNPCの店にいった。
「いらっしゃい、お兄さん何が欲しいんだ、金さえあれば売るよ」
「えっと薬を入れる瓶みたいなものはありますかおじさん?」
「おじさんじゃなくてバグサムって呼んでくれ、薬を入れる瓶だね、これだな。1つで50円だよ、1ダースで600円だね、いくつ買う?今ならおまけをついてるけど」
そう言われてバグサムさんが俺の前に出してきた瓶がこれだ。
《フラスコ型瓶》フラスコの形をした瓶。そこそこ頑丈で瓶同士が当たる程度では割れない。
byバグサム
かなり良さそうな瓶だ。フラスコ型なのでいざというときには投げやすいし頑丈なので割れる心配もないのがいいな。あとbyって製作者のことかな?初期の3000円と報酬の1000で4000円あるから買えるな。
「バグサムさんこれ4ダースちょうだい」
「あいよ、毎度あり。2400円になるぜ。あとオマケこの箱から1つとっていってくれ。小物ばっかりだがな」
四角の段ボールの箱に切り込みが入れられ、中身が見えないが手は入れれるようになっている。
「はい、2400円。それじゃ引くよ」
お金を払ってから段ボールの中に手を突っ込みごそごそして手元にあった何かを掴んで取りだした。
《霊魂の数珠》悪霊を浄化し魔を祓うと言われる数珠。運が10上がる。
透明な玉が繋がったきれいな数珠がでてきた。
バグサムさんによると体のどこかにつけたら効果が現れるので少し髪が邪魔だったので髪をくくる紐がわりにしておいた。そしてバグサムさんにお礼をしてから生産ギルドに向かった。
生産ギルドは冒険者ギルドと同じくらいでかかった。1階は受付と生産道具販売所、2階から3階は個人の生産室となっていた。とりあえず1階で俺は生産ギルドに登録して薬と料理、そして錬金術の初級のレシピつきの生産道具セットを買った。レシピはスキルのなかに入っていった。しかし値段は1つ500もした。しかも個室を使うのに3時間100するのである。
そしていつの間にか俺の所持金が0になっていた、チクしょう。お金稼ぎしないとなあ・・・。
個室を借りて部屋に行き、まず作ろうと思うのは回復薬である。材料は草原の川でくんだ水に薬草である。
《水》どこでも採れる水。
《薬草》HPを回復する草。
まず薬草を薬の生産道具セットにあったすり鉢ですりつぶす。・・・ゴリゴリ・・・。それがすんだらすりつぶした薬草に水を入れ混ぜて鍋の上に布を敷いてそこに薬草が混ざった液体を入れて搾る。・・・ちゃぽちゃぽ・・・ギュー・・・。そして出た液体を買ってきたフラスコ型瓶に入れたら完成した。腕の筋肉が痛い、疲れたー。
《ポーション》
HPが10%回復する。
しかし苦い。
byマイス。
鑑定したら苦いとでた。苦いってどのくらい苦いのかな、少し飲んでみるか。
できたポーションをためしに一口飲むと
「うわっ、ぺっぺ、うぇにっが、しかもまっず、青汁味まんまじゃんこれ」
あまりにもこれはひどい味だった。戦闘中には飲めないだろう。これは作り替えないと売れる気がしないなあ、なんか味変えれそうなもの戦闘と採取でてに入れたアイテムのなかになかったかな。そうおもって持ち物欄を見る。
「んー、ウサギの肉、雑草、毒草っていいのないなあ、ほかにはーーー、解毒草にウサギの毛皮に・・・おっこれならいけるかも・・・」
探したら探索時に木に実っていてとっておいたアプルの実があった。リンゴ味の果物で赤い色をしている。
皮を剥いてから果汁を絞り出してポーションにいろんな割合で入れてみる。
ゴミポーションになったり効果がおちたり味が苦くなったなり混ぜてる途中で爆発してアフロヘアーになったりした。そのなかで一番よかったのが水6割アプル4割の割合でできたポーションである。
《リンゴ味のポーション》
リンゴの味がするポーション。苦みがきえていて甘い。HPが15%回復。
byマイス。
ポーションの効果の1.5倍の効果が出た。
「甘いし疲れたときに飲むといいな」
ポーションをリンゴ味のポーションに変えて量産して次は、
「解毒ポーションにするか」
作り方はポーションのときと一緒で薬草を解毒草に変えるだけである。
《解毒草》
毒を解毒する草。食べると解毒するかも。
そしてさしたる失敗もせずに完成した。
《解毒ポーション》
毒を解毒するポーション。味は苦い。
解毒確率60%
味を変えると解毒しなくなる。
byマイス。
味変更ができないようなので多少改良して終わろう。
次はせっかくだしスキルのレシピにないものを作ってみようとおもう。
薬草に解毒草に水でつくったもの、毒草に水を入れたもので作ってみる。そして完成品が
《解毒ポーション2》
毒を解毒するうえにHPを10%回復する。これを作った職人はある意味変人である。
byマイス。
《毒ポーション》
飲んだりかけると対象を毒状態にする。これを作った職人は鬼畜なのだろうか?拷問したいのだろうか?ヤンデレなのか?
別名拷問薬
byマイス。
これである。誰が変人だよ鬼畜だよ、ヤンデレでもないし拷問なんかしないよ。運営の悪意をひしひしとかんじるぜ。
とりあえず瓶がなくなるまでつくった。ポーション5、リンゴ味のポーション10。解毒ポーション5、解毒ポーション2が10、毒ポーションを6本ずつ作った。
さてつぎは料理をしよう。
材料はウサギの肉である。
まずは普通に塩をふりフライパンで焼いてみる。ちなみに塩とフライパンは料理の道具セットにあった。完成品がこれ。
《ウサギ肉のステーキ》
ウサギ肉を焼いたもの。しかし筋があり硬い。
byマイス。
食べてみたがたべられるが噛みきれない。現実の1キロ500円の肉とおなじくらいである。なのでつぎは筋をきって採取した香草をふってみた。《ウサギ肉の香草ステーキ》
ウサギの肉を香草をふって焼いた肉。香りもよく、筋を切ってあるためすごく柔らかい。
柔らかくなって噛みきりやすくなったからこれで完成にしよう。あとついでに余ったものでジュースもつくった。
《アプルジュース》
リンゴ味のジュース。
甘くておいしい。疲れたときにちょうどいい!
byマイス。
これらをいくつかつくってストックしておこう。
そしていつの間にか個室に入ってから2時間半たっていた。あと残り30分で虎の子の錬金術をしようとおもう。
まず錬金道具セットにあった魔法陣の書いてある布を敷く。その上に材料をおいてMPをながせば錬金できるらしい。
とりあえず、今レシピで唯一できる薬草、水、ウサギの毛皮を載せて錬金開始!ピカ一ーーーーー、魔法陣が光ったら魔法陣の上に薬草と水が消え、ウサギの毛皮?らしきものだけあった。
鑑定すると
《癒しのフード付きラビットコート》
ウサギの毛皮に錬金術で癒しの魔力が宿ってピンク色になったコート。守のステータスが15上がる。念じると戦闘中に1度だけHPを30%回復する。戦闘が終了するとまた使用が可能となる。
byマイス。
何かすごそうなの出来たー!!ピンク色の膝くらいの長さのスベスベのコートだ。どうやら錬金術は素材から装備品を作り、さらに特殊効果もつけることができるようである。どのくらいのステータスなのか後で広場に売りに行くついでに調べよう。ほかにも何かできるか試したかくなったが時間が来てしまったので生産道具を片付けて俺は部屋を出て完成品を売りに広場に向かった。
この時のマイスのステータス(戦闘と生産で経験値がたまりまりレベルアップしました。by作者(*^_^*)イェイ!
レベル3 人族 マイス
HP51
MP25
筋18
守16
知11
理11
器25
速25
運40
総合スキル一覧
・武器《鞭》Lv4
・魔法《樹魔法》Lv3
・生産《調合》Lv6《採取》Lv7《料理》Lv4《錬金術》Lv2
・特殊《鑑定》Lv6《植物知識》Lv5《食材知識》Lv5
称号一覧
変更なし
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