3話 キャラクターメイキングからログインまで
皆さんバレンタインもらえましたか?
私は親からしかもらえませんでした。(∋_∈)
・・・・・俺が目をあけると真っ白の空間の中にいてゲームのメニュー画面らしきものがあった。
「ようこそ!IVOの世界へ!!
さっそくですがあなたの目の前にあるメニュー画面であなたがIVOの世界のアバター、キャラクターをつくってください」
人工音声のような声にそう言われた。
「なるほど。これでアバターをつくるキャラクターメイキングをすればいいんだな、えっとなになに・・・」
一通り流し読みしてわかったことはまずそのアバターの名前と容姿を決めてからスキルを選ぶようである。
このときに注意しないといけないことがある。
名前と容姿は現実の世界と同じにしないことである。
リアルばれといって現実のことがまるわかりになるからである。ゲームでリアルばれして事件に巻き込まれるなどもあるらしいため気をつける必要がある。
「まあ俺はその辺は大丈夫だな、名前はマイスっと、よし、いけた」
「次は容姿か。せっかく仮想空間にきたんだし色とか変えてみるか。」
と思ってデフォルトの黒から色を変えて探すと・・・・
「へー、群青色かー、これでいいか。」
髪の色を群青色に変えて長さは肩にかかるぐらいにした。
中性ぽくなったがまあこれでいいだろう。完成すると身長が高い好青年となった
「後はー、ガチャ? なんで?あっ何か描いてある」
正式サービス開始
INボーナス!!
・・・正式サービス開始当日にINするとナニかが手に入るガチャが1回できる!!
レッツガチャ!!・・・ーとりあえずガチャをしたらいいようだ。
スーパーによくあるガチャの機械でガチャをすると、
「カラン♪カラン♪2等《薬師になるためのスキルセット》を手に入れた」
よくわからないものがでてきた。なぜかベルが鳴り響きながら。
ー・・・うん、後でマコトにでも聞こう!
もうさっさとIVO行こうっと。これでOKっと。
俺が一番最後に決定ボタンを押すと
真っ白な空間が光出して何も見えなくなった。
・・・・そして光が消えると中世の町のなか、人がたくさんいる広場に俺はいつの間にか立っていた。
今俺がいるところは地面は全部石畳であり、建物もレンガなどでつくられている。
「すごいな・・・現実の後ろ向いてお金な〇る噴水の広場みたいだ。
周りの建物は赤レンガや大理石みたいのでできてるしヨーロッパ風って感じがするな」
そう言いつつ俺は周りの風景を眺めていたんだが・・・・
「人多すぎだろ、あいつらどうやって探すかな?」
周りは俺と同じようにログインしてきたと思われる人たちでいっぱいだった。その為アイツらがどこにいるかわからない。どうやって探そうかと考えていると突然頭の中に、
「♪♪プレイヤーネーム・・・マコト様から通信です。繋げますか?
ON or OFF?」
通信とはヘッドリンクに登録した名前のキャラと会話するために使うシステムである。
フレンド登録をするとそれをしなくてしかもメールも可能となるらしい。
ちなみに俺たちはヘッドリンクで登録しているため可能となっている。
「うあっ、ビックリしたー、ああこれがマコトがいってた
通話システムか、とにかく、ON!」
・・・・「おーいマイス今どこだ?ベルちゃんとシンさんは合流したぞ。
シンさんって練さんのキャラの名前だからな」
「まだ広場にいるぞ、どこにいけばいい?」
「広場から北に行った教会の前で集合だ。さっさとこいよ、待ってるぜ!」
「わかったって切れてるし。はあ、とにかく教会行くか」
そうして俺は教会にむけて歩き始めた。
以下同文(^o^)/