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*消えゆく輝き

「元々おふくろは体力が無かった。なのに俺を産んだから」

「どういう事じゃ?」

「こいつ、おふくろさんが病気になったのは自分のせいだって思ってるんだ。俺はそんな事無いって言うんだけど」

「ほう、おかしな事を言うんじゃな。確かな因果関係も無いだろうに、自分のせいだなどとは」

「……それはっ……!」

 何かを言いかけて白銀は口をつぐんだ。

 すぐにでも言ってしまいたい──しかし、それはだめなのだと自分を抑制する。

「ふむ、まあよい。母上殿はお前さんを間違った方向には育ててないようじゃてな」

 白銀はそれに苦笑いする。

「は……どうしてそうだと解る」

「見ていれば解るよ。お前さんはとても優しい」

「!?」

 大の男に言う事じゃない。どう反応していいか解らないじゃないか。と照れたような顔をしている白銀にディランはニヤついた。

 その時──通信が入る。白銀は部屋の端末からそれを受けた。

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