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【プロットタイプ】思い出、作ろうや

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

小学生時代のイカれた友人を紹介するゼ!!

人生計画を立ててたんですよ。

どうしよう、笑いそう。

人間関係を断捨離する癖があるので、大学時代の友人以外で付き合いがあるのは、瑠衣、諭羅、麗衣、キリである。だがふと、それ以前の友人の事を思い出す事もある。

あの頃はあの頃で楽しかった。逆上がりの練習を手伝ってくれた。手紙の交換もした。手紙には『あだ名で呼んでね!!』と書いてあった。結局、『烏滸がましい』と思って『ちゃん付け』で終わらせてしまったのは、小さな痼になっている。

でもそれ以外でも、思い出と言うのはあるのである。


「ねーねーねー、瑠衣たん。交換日記ってしたことある?」

唐突に、突発的に、鏡花はそう話し掛けてきた。話のきっかけは何だろうか? そう思い、鏡花を一瞥する。特に何も無かった。テレビでは淡々と饅頭の説明が流れている。

鏡花の思考のぶっ飛び具体は、人の心に隙を作り、自分の領域に引き摺り込む為に使われるので、考えるだけ無駄だと再実感した。

「鏡花はー、小学生の時にしてたの。でもその交換日記相手が鬼ドSな子で、髪の毛も今以上にモサモサしてたから、その子の付けたあだ名の一つが『モジャモジャ』だったの。

あ、話逸れたー。でさー、その子が鏡花ばりにぶっ飛んでて、人生計画立ててたの」

一応、自分がぶっ飛んでいる自覚はあったのか。そんな事を思い、顔を上げる。俺が興味を持った事を自覚したのか、僅かに口角を上げて、ニヤニヤと笑う。

此方が話を聞いても聞かなくても何方でも良い。ただ一方的に話せればそれで良い。相手に対する意思決定はどうでも良いところは、友人でもそうなのかも知れない。

「なんだっけな。十八になったら家を出る。でも一人暮らしは寂しくて死んじゃうから、友人宅に転がり込んで、部屋半分このルームシェアする。そんで二十二の時に車に轢き殺されて死ぬ。みたいな」

「死ぬところまで考えてたのかよ」

「そうなのー。でも鏡花の幼稚園児の時、中学、高校って言葉が分からなくて、小学生の時に誘拐されるか、車に轢かれて死ぬって思ってたから、お互い様かもー。へっへっへっ」

死生観まで笑って話せるのは、今の精神が安定しているからか。機嫌が良い時には変な方向に飛ぶな。

「そんなに仲良くてもさ、高校変えちゃったから、もう連絡も取らず、縁も切れ、今に至る感じ。最後の生存確認はチャットのタイムラインかな。でもそれでお終い」

そう。一区切りして、此方を見た。

「寂しいねぇ。大学のお友達は誘ってくれているから取り持ってるけど、高校時代のお友達は瑠衣が居ないと成り立たないと思ってるからさぁ」

寂しいのかも知れない。後悔の念があるのかも知れない。だからこそ、無理矢理笑って、なんでもない顔をしているのかも知れない。

「もっといっぱい、思い出作ろうや」

筋金入りの人間不信のメンヘラなので、人間関係断捨離する癖があるんですよ。


すっごい可愛い子なんですよ。色白で、お目目クリクリで、負けん気の強いイケメンで。

気を使ってお手紙貰って、『〇〇〇〇って呼んでね!!』とお手紙に書いてあったのに、『恐れ多い……(;;)』と思い呼べない。

逆上がりずっと手伝ってくれたのに、『そこまで私の事好きじゃないのに申し訳ねぇ……』とか思ってました。


まぁそんな私でも比較的、気を許して喧嘩もした時代がありました。それがこの話、交換日記。

何があったか、人生の話になったんです。

※そん時小学生。


え、十八になったら多分家を出る。

でも一人暮らしは寂しいから、友人宅に転がり込んで、部屋半分こ。ルームシェアする。

で、二十二になったら車に轢かれて死ぬ。


死期も死因も考えてんのかよっ(꒪д꒪II


とは思ってました。


※まぁでも、大学時代の先輩が『○○○ねー、今日死ぬ予定だったの。だから全財産課金したの。』

と仰る先輩も要らして、『生きてんじゃんっ』『生きてますよね?』と全員で突っ込んだので、似た人と会いやすいのかも知れん。


まぁそんな友人とも、もう連絡を取らず、受け身なままに、流されるままに生きているんですが。


思い出って覚えてるもんだね。

だから作るべきなんだよ。何時でも思い返せるから。

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