切る
封筒を空ける時ってみなさんどうしてます?
手でちぎる?ワイルドですねー。
ハサミで切る?普通ですね。
ペーパーナイフ?貴族か!お洒落さんですねー。
ほんとこの世は不公平です。
この世界に右利き多すぎでしょ。もはや多数決の暴力ですよ。
右利きの人達は心からこの世界に感謝するべきです。
わかりますか?想像できますか?
「ハサミを使って画用紙1枚が切れず挫折する」という現実。
大体の左利きが恐らく最初に立ちふさがる関門です。
世の中のハサミはほぼ右利き用としてつくってあります。
そもそもハサミがなぜ切れるのかという話になるんですが、簡単に言うと刃と刃を当ててこすり合わせるとハサミって切れるんですね。
ふつうのハサミって右手に握ると親指側が押されて自然と刃同士がこすり合うように出来てるんですよ。
それが左利きだとどうなるか?
左手の握る動作が右と同じ動きをすると・・・?
親指側が押されてなんと刃同士が離れちゃうんですね。
つまり切れない。
画用紙どころかコピー用紙もティッシュさえも切れないんです。
わかります?
幼稚園でハサミと折り紙渡されて、まずは丸く切りましょうって言われて一人だけ何故か切れないこのくやしさ。
ハサミの使い方を誰に聞いても
「握ったら切れる」
って言うんですよ!握っても切れないわ!だからこっちは困ってるのを分かれよ!
この場合、左手で切ろうとすると人差し指から小指まででハサミのグリップを固定して親指側を手の平側に引きながら握るという小細工が必要になるんです!
ただ、この使い方してると弊害がでてくるんです。
《《左利き用のハサミが使えなくなる》》
左利き用に作られてるのに左で使えなくなるのって理不尽すぎませんか?!
こうやって世の中の左利きは小細工を使って右用の道具を使って生きてます。
多少物が切れずに困っていても急かさず温かい目で見守ってください。
世界が私に優しくない!