表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/93

これからの星たち 其の3

レラのオンステージに舞台袖の一同も魅せられつつ

いくつかのやりとりもあるようです。


 さて。



   其の3


 ステージのレラはさながら妖精の女王だ。

 バレエ経験が活きた優雅なダンス、

歌詞に込められた思いを伝える、しっとりと

深い歌声。

 ハナナともまた違う魅力で観衆を魅了していた。

「すごーい。きれい。」

舞台袖から観ているハナナの素直な感想。いい子な予感がする。

 なりんもレラのオンステージを綺麗きれいだなと思った。

 さすがです、エース兼プレイングマネージャー。

「えびたーーーーーん!!」

「れらちゅーーーー!!」

 熱烈なファンコールが飛びう。

「カミコさん、ここのステージにでてたんですよね。」

 ハナナが聞く。

「そう!楽しかった。楽しかったから、

エンタメに関わる仕事に就いたの。

 どうだった?やってみて。」

「はぁい。カミコさんの青春のステージなんだなあって思ったら、

やっぱり特別な感じしました。

 お客さんもいい感じにいいひとたちだし。」

やっぱいい子だな、ハナナちゃん。

「もいもい。観てていいですよ。」

 わーにゃ姫の声がした。そうか、もいもいも

レラさまのオンステージ観たいんだ。

「もいもい。」

 ぺいぺいが言外でダメと制する。

「これならどうです?」

 わーにゃがもいもいの前に立つ。

これなら、わーにゃもステージももいもいの視界のなかだ。

ただし、わーにゃ姫もめっちゃ無防備だが。

「分かりました!」

 もう、て感じでぺいぺいが姫を奥へと引っ張りこみ、

もいもいにもお許しが出る。

 もいもいは晴れて舞台袖からレラを注視した、

両手は保護対象としてのマサキの左腕に

まわしたままで。

 …そこはちょっと、ひっかかるなあ。

なりんにとっては愉快な光景ではない。

まあ、言えた義理でもないけど。


 レラたちのステージが一曲終えたところで

 なりんはもいもいの拘束を切り崩しにかかった。

「もいもい。マサキくんは私が見てるから。」

「そう?じゃあお願いね。」

 もいもいはもうステージに夢中で、こちらには

顔を向けもしない。

 やっと解放されたマサキはなりんと共に

舞台袖のやや奥へと引っ込む。

 なりんはレラのステージも観つつ、

マサキにひとりで別に来た事情を聞いてみることにした。

ステージのレラ、

ハナナとかみこのやりとり、

姫忍トリオのやりとりなどなど


 こういう描写こそ大切にしたいですね。

 特に会話は書いてて楽しいですし。

 キャラ立ちを持ち味にしたいなあ。て思いもあります。


 この物語が、いつかあなたの眼にもとまりますように。

 では!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ