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第七話 文化祭の藤堂家 其の1

マサキの名演説が大好評を博し、

裕人の研究発表一日目は大成功。


さて。


   第七話 文化祭の藤堂家


   其の1


 土曜日の全プログラムが終了して、

クラスごとの反省会になってもマサキは

なりん達のクラスで絶賛されていた。

「マサキくん、きみの演説のあとで

この教室の展示もいくぶん増えたのよ。」

 女子が嬉しそうに報告する。

「自分の事情を例にして、それがマサキくんの

理想の助けになるのならって。いちど辞退してた生徒たちが

やっぱり掲示してもいいって申し出てくれたの。」

 とはいえ掲示のための衝立ついたては既に

運営本部に返却して他のクラスに配分されてしまって

いたので、復活した掲示は教室の壁を

埋めることになった。

「マサキくん、明日もお願いできるんですよね。」

 裕人がおずおずと確認する。

「ああ。明日はるぅーが一緒に観に来るからな。

 たまには兄ちゃんのかっこいいとこ見せてやらねばだ。」

 マサキが嬉しそうに歯を見せて笑い、

裕人もうるうる目で笑みを返す。

「マサキ君。ぼくでは伝えきれない情緒を、

きみが会場みんなに見事に伝えてくれました。

 これでぼくの活動の第一歩は完成されます。」

「じょうちょってなんだ?」

「エモいってことだよ、エモ。」

 こりんがひとことで解説する。

「そうか、マサのはなしはエモいか!」

 にっこにこのマサキ。

 なんだかせっかくの清い演説がどんどん俗っぽく

なっていくようで、

なりんはやりとりを見守りながらハラハラしたが。

「マサは、本当に助かったんだ。だから、

マサも誰かを助けたいし、みんなにもお互いに

助け合ってほしい。明日も一生けんめい話すぞ。」

 そう言ったマサキの声も眼も澄んでいたので

なりんはひとまず安心することにした。

今回はまた短め簡潔に。

第七話のきもになる箇所はまだ

書きあがってないのですが、そちらが長くなるんじゃ

ないかなー、という目算もくさんがありますので、

まとめられるところは短くまとめてさくさくと参ります。

 続きはまた明日以降

 ちなみに今回の其の1の肝は、大喝采を得たマサキに

裕人はねたみや わだかまりを心底からひと欠片かけら

持っていないという点。一方マサキも人気と大好評におごることもなく

「明日も一生けんめい喋るぞ」と、ひたすらに澄み切っております。

 ふたりともねえ、よいこなのですよ。なりんちゃん達もですし。

 

 もうね、ひねたりすねたりの物語も現実も山ほど既出きしゅつなのですから、

むしろこっちの方が斬新なんじゃないかとゲフンゲフン

 

 …こほん。

 この物語が、いつかあなたの眼にもとまりますように。


 では!

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