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 ってことで、やってきました王都の外れにある魔物の森ー!


 ここには大昔からいる強い魔物だけを封印して、森から出ないようにしているところらしく強くてしぶとい魔物がうじゃうじゃしているらしい。他の森にも魔物はいるのだけどね。なので、ここは基本的に騎士団の許可がなければ入れないと聞いています。


なので、早速騎士団に在籍しているリュス様の出番です。持つべきものは騎士団の隊員ですね。ふふふ。



 それにしても、うー--ん、ここにいる魔物で大きな魔石が取れるのは、レッドベアかマモノスかしら?マモノスの方が体格的に大きいけれど見つかるのかしら?


ちなみに私も図鑑を見て驚いたのだけれど、マモノスは前世でいうマンモスのような魔物です。イノシシよりも大きくて、マンモスよりは小さめ。



「ねえ、なんでここに来たのかは教えてもらえないわけ?」


「うー--ん、今はダメです」


 本日の魔物討伐メンバーは、護衛のベアド、ダリオ、アーサー様の右腕と言われるユーグリットの平民出の二人と子爵家出の三人組。リュス様、リュス様と同期でお友達のカミーユ様、レイラ様、私でーす!


 即席メンバーにしては、集まった方ではなくて?



「……俺と!カミーユが!先にここに鍛錬しに来ようって話してたんだけど?」


「いいじゃない、邪魔はしないわよ」


「ははは、まあまあ、リュス。いいじゃないか。ローレル嬢、初めまして。ニコール第一王女もお久しぶりです。本日はよろしくお願いしますね?ミリーウッド伯爵家の次男カミーユです。どうぞ、カミーユとお呼び下さい」


「あら、これはご丁寧に。ありがとう。ローレル公爵の長女ニーナと申しますわ。では、私のこともどうぞニーナと。本日はよろしくお願いいたしますわ」


「カミーユ、久しぶりね。今日はラナのわがままに付き合ってくれてありがとう。迷惑にならないようにいたしますからね」


 簡単に挨拶を済ませたところで、あの二人とは早速別行動をすることに致しましょう。彼らの目的は、あくまで鍛錬ですもの。魔石回収もされるでしょうがメインはそちらではないようですし。ここで邪魔してはいけないわよね。


ここまで来るのにどうしてもこっそり来たくて、隠匿魔法を使い、姿を消して馬車に同乗してきたので今日私とレイラ様がいることを知られることもない。

 


「では、リュス様もカミーユ様も鍛錬頑張ってくださいましね?私達はすこーし奥に行こうと思いますわ」


「そうね、護衛の三名にはこちらについてきてもらうので、どうぞお気になさらず」


 あああ、リュス様が目を細めて怪しんでる。

 大丈夫、大丈夫ですよー危険なことがしませんし、暴れすぎにも注意します。問題は起こさないようにするのでどうか広い心で許して、おねがいー--!


「はあ……どうせ言っても無駄なんだろう?ならば、暗くなる前に戻りなさい、ここに。帰りも送り届ける義務が俺にはあるからな。いいか?!けがをしないこと、暴れすぎないこと。火の魔法は極力禁止!……守れるな?」


「はああい」




 





「あっ!レイラ様、そっち行きましたー!お願いします!」


 目の前には大きなマモノス。

 私の風魔法で足を浮かせているので、物理的な攻撃が得意なレイラ様に最後はお任せ。これで四体目!


「半分こできるわね?」


「半分こしましょう、ぜひ」


 二人で仲良く魔石を分けっこしてると森の更に奥の方から、ほんのかすかに子供の声がするような…?


「ねえ、子供の声しない?」


「え、ラナも聞こえる?」


「ええ、聞こえているわ。まさかこんなところにいるわけないわよね…?」


 いやいや、そんなまさかあ…だってここ魔物の森だよ?食べられちゃうよ?そんな残酷なことする人いないよね…?


 

「……探してみましょう」


 

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