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もう一着のエンパイヤラインのドレスもかなり好評で一安心。この二つのラインのドレスはこれまでにないドレスの形になるので、今後流行らせていけたらいいなあ。身長高い人とか、シンプルめなドレスが好みな人とかでも着やすいと思うのよねえ。
だって、やっぱり着るなら素敵なものを着たいじゃない?女の子に産まれてきたわけだし。
私なんか前世でドレスなんて着たこともなかったから、いまだにこの世界で着るドレスがどれも楽しみでしかたないもの。それにこれまでは体型をよく見せるためにコルセットが主流だったけど、これからはコルセットではなく、普段用の下着と補正下着を作ったので身軽になるはず。それにドレスの形を保つために中に重たい木でできたパニエを使用してたんだけど、どうしたって重いじゃん。もうそれが嫌すぎて、軽いワイヤーを入れたパニエ作りました。
こういうところで時代を進めるのはとってもいいことだと思うの。体への負担軽減になるしね。
まだお店はオープンしてないし、まずは私、レイラ様、王妃様方に着てもらって流行らせる必要はあるけど、何となく問題ないと思っている。だってきっと流行るもん。こればかりは自信あるわ。
◇
ドレスショップを後にした私たちは公爵邸に戻ってきてみんなでお茶をしている。
市場も賑わってたし、ドレスショップも大成功な予感するし、カフェも場所も何となく決めたし、学校も大詰めって感じで一安心。この休みにしたいこと全部やれたわね。
「あ、そういえば。これ、みんなに。よかったら着て感想くれないかしら?」
そういって手渡したのは、夜着。そう、パジャマです。
女子はかわいいの好きだよね?Tシャツはまだ早いかなって思って、シルク素材で作った普通のパジャマです。白地に柄は小さなクマを散らしました。はい、かわいい。基本的に寝るときもワンピースみたいな感じのか、バスローブなので私にはあまり馴染みがなくて…。なので思いきってパンツスタイル。
でも私的に可愛いのできっと気に入ってくれると思ってる。
男性陣にもシルク素材で、同じ型のパジャマだけど柄はない。シンプルで、楽で肌触りを重視しました。
「夜着…!」
「なにこれ可愛いわ!それに軽くて、なんていうか…とろける感じがするわね。パンツスタイルも楽そうでいいわ」
「これを俺たちもいただいてもいいの?」
「もちろんです。アーサー様もネロ様も今夜にでも着て、明日感想教えてくださいね」
良かった。喜んでもらえたみたいね。
後は改善点がないか、確認してこれもドレスショップに並べちゃいましょうかね。献上もするわけだし。
あー--なんか一気にやり切った感。
後は、そうね。レシピ本かしら。
これに関しては作って書いてを繰り返す必要があるから、ある程度は料理長達にお任せしちゃお。これまでもたくさん作ってもらったし、何かお礼も考えておきましょう。
やっぱりお給料に反映させた方が嬉しいかしら?お父様に相談ね。
来週にはみんなで学院に戻るので、あとはまったりしたり事業計画立てたり孤児院いったりしようかな。
孤児院のみんなも元気そうで、安心だけどやっぱり領地にいるときはなるべく顔を出したいのよねえ、報告だけじゃ分からないことってあるし。
よーーしそうと決まれば、明日は一日ゆっっっくりとして翌日にでも孤児院に行こう。
みんなの元気な顔が見られますように。
ふぅ、それにしてもお茶したばかりだというのにたくさん動いたからか、ものすごくお腹がすいたわ。
今日の夕飯なにかしら?




