表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

31/48

30



お昼兼魔道具談義は想像以上に盛り上がった。


 最初は三人で話していたところに、精霊と遊び終わったアーサー様とネロ様が戻ってきてから本格的に盛り上がって、とても良い意見をたくさん聞けましたわ。


 アクセサリー類と騎士様の制服に飾りと扮してつけられる物、魔術師様達が使うローブの内側に着けられるようにポケット風の物。


 ちなみに、ポケット風って言われたとき、前世で有名だったアニメの四次元ポケットを思い出して吹き出すところだったのは危なかったけど。


 でもそうね、使う人によって何が便利なのかは変わるわよね。貴族男性、ましてや騎士様なんかはあまり多くアクセサリーをつけることがなかったりする。それならば、研究所に話して色々な用途で使えるように更なる改良をしてもらいましょう。


それから、ドレスショップの針子さんの他にもかばん作る人、アクセサリーを作る人、その他にもカフェを作る際の料理人、従業員も必要になるわね。

 これで、領民をたくさん雇えるわね!やはり早めにお父様に話に行きましょう。

 


 

 ってことで、さっそく来ました。お父様の執務室ー!

 ノックをすると、中から執事のロバートが出てきた。


「お嬢様、どうなさいました?」


「あの、お父様はいらっしゃるかしら?」


「ん?なんだ、ニーナか。入っておいで」


 そう言われて、中に入ると執務机で書類整理をしていたお父様が手を止めて、満面の笑みで迎えてくれた。


「あの、少しお話というか。提案がありましてきましたの」


「ほお?聞こうか」


それから約二時間弱。


 考えたことを話すと、細かく色々と聞かれたのでそれに一つずつ答えて、また質問をされて、を繰り返してたらいつの間にか二時間も経っていて驚きました。この話し合いには、もちろんロバートも加わってます。ロバートからも意見があったり、質問があったりして。打てば響く、っていうのかしら。とっても充実した話し合いになりました。


 ちなみに、まずは王家に献上するものを作ることに。

 作る亜空間収納は三つ、簡単に言えば容量を三つに分けるのです。大・中・小って感じで分けて作って、小は値段も平民が頑張れば買えるくらいの値段にするつもり。


それらを作って、売り出してある程度浸透したら第二弾の新作としてアクセサリーの亜空間収納を売り始める。まずはネックレス、次にブレスレット、指輪、ピアスの順で作って浸透したら、次を売り出す感じで。


アクセサリー類と並行して、騎士用、魔術師用の物を作っていく。仕事用なので、使いやすさ重視。


 それから、冷蔵庫。


 これは、私が開くカフェに使いたいから急務です。なんてったってカフェだからね。デザートもいれたいし、夏には冷えた紅茶や牛乳、コーヒーなどもいれたい。食材が気温で腐るからメニューを減らすなんてしたくないもの。


  パンについても、亜空間収納ができたと同時に王家に献上して、まずは王妃様の茶会で話題にしてもらいたい。

その時にはカフェも開店できたらいいなあ。そうすれば、このパン目当てやその後にできるドレスショップを目的にして領地にきた貴族たちがお金を落としてくれるでしょう。


 使用人に買いに来させるパターンもあると思うから、その場合は店に専用のスペースを作って休憩してもらえるようにしましょう。そうね、例えば貴族に出すようなモノは用意できなくても安価なコーヒー豆を使ったコーヒー、安価な茶葉を使った紅茶、お水、焼き菓子に関しては孤児院で作られたものを買い取るようにすればいいかしら。これらを無料で提供、もしくは銅貨1枚くらいで提供できたらお遣いできた使用人を最大限おもてなしできるし、遠くから来た人にはほんの少しだけど休憩してもらってここにきてくれてありがとうって気持ちが伝わってくれたら嬉しいわ。


 ああああ、これからのことが楽しみで仕方ないわー!

 まだまだやりたいこともあるの。私一人でやるわけじゃないから、やれることからやっていくようにしてるけど負担ばかり増えてないかしら?今度、研究所には私が作ったパウンドケーキを差し入れしておきましょう。


「明日は、領地の市場にでも顔を出そうかしら」


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ