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 魔法試合が終わってすぐに殿下達の待つ場所まで移動して、四人で王宮に向かうことに。


「いやあ、本当お前規格外。あんなん普通の令嬢がされたらトラウマレベルだろ」


「本当凄いわよねえ、ミリィ様やブルー様も協力したの?」


「何もしてもらってないよ。あれくらいなら何とかなるかなって思って」


「まあでもこれで無駄にうるさくしてくる人はいなくなるだろうし、ひとまず安心だね?」


 そうだといいですけどー!それよりも一年後に来るヒロインのが私的に強敵なような気がするんだけどなあ。

 でも、まあアレだ。今から対策できるだけまだマシって感じか。少なくとも身近に攻略対象が二人もいるし、この二人との仲が拗れるのは本意じゃないもん。



そうこうしている内に王宮に到着。すでに予定は開けておいてもらっているので、今回は謁見の間ではなく極秘事項を話すときに使う会議室に案内された。


 重たそうな扉を侍従の方が開けてくれて、中に入ると物凄くロイヤルな空間でちょっとびっくり。予想はしてたけどまさか上王妃陛下、陛下、王妃陛下、学園長、お父様と宰相のミドガレッド侯爵様が揃っている。


 壮観ですなーーー。

 何せみんな顔が良いのよ、なんで?てか王族って漫画でも顔面偏差値鬼高かったんだけどそういう仕様なの?

 そりゃあレッド様もリュス様もレイラ様も顔面偏差値高いわけだよ。昔から知ってるけどこのロイヤルファミリーは本当に全てが整ってる。すごい。


「おお、来たか。挨拶は省略していいから早く座りなさい」


「何やら学園で問題があったようですね?ニーナ、大丈夫でしたか?」


 陛下も王妃様も相変わらず優しい。


「陛下、王妃様、ありがとうございます。学園でのことは特に問題ございませんわ、すぐ終わらせましたので」


「処分はどのようになさるのかしら?」


「そうですね。ひとまず今回は学園での偏見を無くすべく、彼女達には見せしめとして少々命の危険を感じていただきましたので今後同じようなことはないかと。ただ、高位貴族、我が公爵家を侮辱したも同然な物言いをしておりましたのでその件についてはすでに手紙を書いて侯爵邸、他二名の伯爵邸に届けさせておりますの。また、個人的にダラン侯爵令嬢には頼みたいこともありましたので、それを無償で、しかも私が納得いくまでお手伝いしていただくという形で、私は満足いく結果となりましたが…」


「まあ、そこまでしっかり考えているのね?ならば問題ないわ」


 そう話す王妃様の横で陛下もうんうんって頷いてる。伯爵家以上の家格となるとそんな簡単に潰すわけにもいかないもんねー


「さて、それでは今朝のこと詳しく話してくれない?




 それから夕飯までの時間話し合いは行われた。

 そこで、あることが浮上してきて早急にどうにかしようってことになってお父様は早々に公爵邸に戻ることになった。


 そう、その『ある物』とは、魅了に関する魔道具や魔法だ。

どれだけ頑張って先んじて対策を立てたとしてもたった一つ。魅了の魔道具や魔法があるだけで意味がなくなる。

 会議でその話しが出たときに、思い出したことで感じていた違和感もハッキリした。そうよ、魅了よってなったもんなあ。なんで思いつかなかったんだろう。ヒロインが現れたら“物語の強制力とやらでどうしてもそうなるもの”として考えていた私はかなり衝撃だった。そうだよ、色んな小説読んできたけど、転生者のヒロインが魅了系の何かしらを使って王子とかの高位貴族をハメていく系のやつ嫌になるほど読んだのにいざ自分が断罪ルート回避する側に回ると思い浮かばないものなのね…。相談もせずに独断で動いてたら絶対小説のストーリーのように私は何かしらで早々に死んでたって思ったら背筋が凍った…。

 

 素直に相談してよかったあああ


 あとは、今後の研究所の研究次第って感じかな。

 魅了の魔道具や魔法を対抗するための研究を急ピッチで進めてもらうことになったのだ。それと予想通りこの予言については、ある一部を除いて緘口令が敷かれることになるそうな。


 除外された一部は、攻略対象であるミドガレッド侯爵子息、コート先生、魔術師のネロ様、現騎士団長と副団長には王室から預言者のことは秘匿されたまま内容を説明して身を守るために、研究所の魔道具を持たせることになるそうです。


なので、本来であれば私も研究所に顔を出してあれこれとアイデアを出したいところだけど、あの人達怖いのでそこは思いつくたびにお父様に通信して伝えてもらうことになりました。ありがたい。

 魅了に対抗するモノ、そして何かされた時に証拠となるように写真や音声録音だけでなく動画として残せるような魔道具、どちらも早々に作成してもらおう。

 

 それが攻略対象に行き渡ったらあとはもう私には関係ないだろう。魅了に掛かってない状態で、それでもヒロインと相思相愛になるのであればそれはそれでいい。ただ周りに迷惑を掛けない、とかそういう常識の範囲内でね。(そこはみんな同意見でした。)

 

 どうにか自衛するなりして対処してもらいたいところだけど、この国では精神に影響を与える魔法は禁忌。何かしてくるならそれだけで罪になるので、あっちが行動に出たら即逮捕となるらしい。

 

ただ、予言はあくまでも予言。これまでことで予言通りにはなっていないので様子を見ながら適宜対応が必要ねって感じで終わらせたので小説の筋書き通りにならなくても問題はないのです。

お休みいただきありがとうございます!

今後の更新予定ですが、土日祝のみ不定期更新となります。

更新が上がらないこともあると思いますがご容赦ください。

今頑張ってストック溜めてるところなので…!

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